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潤と夏目※「S潤とM夏目」
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外科病棟の、倉庫になっている小部屋のドアを開けた潤は、夏目が部屋の中にぼうぜんと立っているのを見て驚いた。
「あれっ? 夏目先生、もう来てたの?」
ドアを閉めてから潤は聞いた。
「うん……」
夏目は、すでに欲情しているのか、普段と違う、ぼうっとした様子だった。
「もしかして、夏目先生も俺と同じ気持ちだった?」
潤は、そう言って、夏目のそばに寄った。
「待ちきれなかったの? 」
潤は夏目の腰に腕をまわして抱えた。夏目は、潤に近寄られて、大きく息を吸い、震えるように息をはいた。いっしょうけんめい興奮に耐えているらしき様子が、潤の嗜虐心をあおった。
「それとも一人でしようと思ったの? 兄さん今日、来れないって言ってたから……俺もつまらなくて。だって、兄さんにエッチなことしてあげるって言われてたのにさ。いつも、譲とするエッチって気持ちいいんだよね。変態ちっくで興奮する。もう兄さんなしでいられないって感じ。夏目先生も、そうなんでしょ?」
潤は、夏目をあおるために誇張して話した。
「そこまででは……」
「へえ、まだ、そこまでは調教されてないの? 」
潤の口から調教という言葉を聞いたとたん我慢しきれなくなったのか、夏目の息はあがった。潤は、十分な手ごたえを感じた。じっくりと玩味させるように、潤は、夏目の耳元にゆっくりささやいた。
「じゃあ、俺が調教しちゃおうかな」
夏目の唇が、せわしない息を制御しそこねて、わなないていた。
「あれ? どうしてベルトはずしてあるの? 」
潤は、先ほどから気づいていたが、今気づいたかのように驚いてみせた。夏目は履きそこねたのか、落ちないようにズボンを手で押さえていた。
「 ああ、わかった。ズボン脱いでたんだぁ?」
潤に言われると、夏目の顔は、羞恥のせいか赤くなった。もう興奮で話すこともできないらしい。
「見せて。ほらぁ、手はなして」
潤が手を離させると、夏目のズボンがパサリと床に落ちた。触れた夏目の手は熱をもっていた。夏目は、前かがみになり、前を隠そうとした。
「あれ? どうして隠すの? ほらぁ、見せてよぉ」
潤は夏目の両手首をつかみ、後ろ手にさせた。がっちりと腕で夏目の腰をホールドし、夏目の股間を視姦した。
「すごいねえ、こんなになってたんだ?」
潤は、言いながら下着の中に手を入れた。ぬるぬるだった。
「あっ、すっごい。こんなに。どうしてこんなになっちゃってるの? ねえ」
「あ……」
夏目は、切なそうに口を開けて息をもらした。
「すごいよ。お漏らししたみたい。こんなにクチュクチュいってる」
潤は、張り詰めた夏目の性器をクチュクチュとしごいた。
「あぁ……」
このままでは、すぐいってしまいそうだ。そこで潤は提案した。
「あのねぇ。おみやげがあるんだ。クリップ。バネを弱くしてあるんだよ。だから痛くないよ。これを乳首につけてあげる」
潤は自分のズボンのポケットからクリップを出して夏目に見せた。
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