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潤と夏目と譲「もっと触って」※夏目×潤
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潤たちは夏目の自宅の寝室に移動した。潤と夏目はベッドに横たわり目を見交わした。さっきの気持ちいい挿入がやり直しになってしまったのは惜しかった。
「お前は十分俺から奪ってるんだよ」
ベッド脇のソファにどかっと腰をおろして二人を眺めることにしたらしき兄の譲が潤に言った。
「もうちょっと自信もったほうがいいよぉ?」
潤はそんな兄に答えた。
「イヤミか! てめえが言うな。ほんとこの生意気なガキどうにかしてほしい」
譲はカリカリしていた。
「じゃあ、どうにかしちゃおうかなぁ?」
夏目が、ふざけた様子で潤に戯れかかってきた。
「えぇ? どうにかされちゃうのぉ?」
潤も逃げるようなそぶりをして、戯れにのった。
「ふふっ」
夏目が手で潤の髪や肩に触れてきた。
「うふふふ」
潤はくすぐったさに逃げるように上半身をそらしながら、そっとつま先で、偶然のように夏目の脚に触れて、夏目の官能を刺激した。
「お前ら……」
譲は嫉妬まじりに鼻白んだふうに言った。
だが夏目の方は、潤の作戦が成功し、頬を紅潮させ、ふざけているように装ってはいたが、本気の興奮が抑えられないで性急になっているであろうのは、はた目にも明白だった。
「脱がせちゃおうかなぁ?」
そう言う夏目の息は荒かった。
「脱いじゃおぅかなぁ? それとも脱がせてほしい?」
潤は夏目が自分をほしがっているのを楽しんで焦らすように媚びて言った。
「ふふふ脱がせてくれるの? 潤君に脱がせられちゃうんだぁ?」
夏目もまた潤との戯れを楽しんでいるようだった。互いに請われれば受身にもなれ、男の本能にまかせて攻めることもできるのが、潤は気に入っていたので、夏目もそれを楽しんでいる様子なのは嬉しかった。夏目と潤は年齢差があるけれど体格差はそれほどなかったのも、潤が夏目を攻めたくなる理由だった。夏目は優しいし可愛いかったので、八つ年上だったけれども、潤の男心を刺激した。夏目を組み敷いて、あんあん言わせたいと思わせられていた。そして何より甘えさせてくれるのが嬉しかった。潤の制御できない猛る性欲を抑えてくれる手綱の握り手を、潤は必要としていた。夏目はウブだったけれど、年齢分だけ瑶よりはずっと落ち着いていた。そして未経験なのに、年齢分だけ精神的なエロさの深みがあって、それが潤を魅了していた。潤の多彩な経験には勝てなかったが、夏目の優しさと知的エロスが弱点をカバーして潤を心地よくした。年齢が上なのに初々しい様子も、夏目を可愛いく見せていたのだし、潤を燃え立たせもしたのだった。つまり、潤はかなり夏目を、セックスの相手として気に入っていた。
「もう、何こいつら、うざいんですけど!」
譲は気を紛らわすためか手に持って開いていた経済誌を閉じてソファの手かけに叩きつけた。
「あはは」
「うふふ」
潤は譲の怒りにビクっとしたが夏目がギュッと抱きしめてくれた。そして潤の好きなところをあちこち触ってくれた。
「気持ちいぃよぅ……潤、溶けちゃいそぅ」
触りあっている潤は、幸せ感にぐずぐずになりながらはじけ笑った。
「僕もだよ……ずっと、こうしていたいなぁ……」
夏目も潤を強く抱き寄せながら、潤の耳元でため息のように甘くささやいた。
「あぁん、脱がされちゃうぅ……夏目先生のエッチぃ……」
夏目の手が潤の衣服にさしこまれゆっくり脱がしていた。
「ふふふ……潤君の裸見たいんだぁ……」
夏目の手が皮膚をゆっくりとすり、潤は心地よさに我を忘れた。
「わぁぁ……エッチだなぁ……」
「潤君のこと好きだからだよぉ……」
甘いため息が頬をかすめた。
「潤も、好きだよぉ……だから脱がせちゃおうっと」
潤も夏目の服に手をかけた。
「わぁ……潤君のエッチぃ……」
「ふふっ、くすぐったぁい……」
「じゃれてないで、さっさと挿れろよ」
見ている譲がじれったそうに言った。
「なに言ってるの、譲ったら即物的だなぁ」
夏目は笑った。
「ほんとケダモノはやだねぇ……」
潤も調子づいて言った。
「誰が獣だよ」
「譲しかいないでしょ」
「お前だって、獣みたいな声だすくせに」
「やだねぇ、自分が野獣のくせに」
「お前だってそうだろ。あの時のやらしい姿ったら……」
「譲、やめなよ、潤君をいじめないでよ」
夏目が潤の身体を愛撫しながら言った。
「ふふ~ん」
潤は譲から夏目を奪って王様気分だった。
「こいつ、ムカつく。ほんとにね、潤なんて、獣同然なんだから。服着ないし」
「かわいいなぁ。服着ないの? いつもこんなかわいい裸さらしてるの?」
脱がした潤をまじまじと見つめながら夏目は嬉しそうに言った。
「うん、実家にいる時はね。おじさまが、服着ないで裸でいなさいって言うんだもん」
潤は夏目に甘えて言った。
「どうして?」
「わかんない……潤も裸好きだからいいの……すぐエッチなことできるし」
「すぐエッチなことしちゃうの?」
「うん……おじさまとか、譲とか、潤のこと触ってくるんだもん」
潤は夏目の胸に甘えてすり寄った。
「触られちゃうんだ? どこを?」
夏目の手は潤の腕をつかんでいた。
「うん……いろんなところ……あそことか……」
「ここ?」
夏目の手が下におりて潤の大事なところに優しく触れた。
「……うん……はぁっ……」
「気持ちいい?」
夏目の瞳が潤をとらえた。
「うん……気持ちいぃ」
潤はうっとりと答えた。
「かわいいね、潤君」
夏目のささやきが甘かった。
「うん……おじさまも、そういうよ?」
「そう言って、触ってくるの?」
夏目の唇が耳に触れてこそばゆい。
「うん……気持ちいぃ……潤、気持ちいぃこと好きだから……もっと触ってって言っちゃうの」
「そうなんだ? 今も気持ちいい?」
夏目の手は、あくまで優しく潤に触れていた。
「うん……もっと、触って」
「かわいい……」
夏目は潤を抱きしめてキスしてきた。
「もっと……いっぱい触って……」
優しい触り方がもどかしかった。
「いいよ。どこ触ってほしい?」
「全部……」
夏目は潤の乳首に唇をつけた。
「はぁん……気持ちいぃ」
ちゅっちゅと音を立てて吸っている。
「やぁん……気持ちいぃよぉ」
「かわいい……舌で舐めちゃおう……」
「やっ……あぁん……」
夏目の舌先が、レロレロと潤の突起にあたった。
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