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笑っちゃったけど、もしかしたらこれはやばいやつかもしれない。
でも、俺を見つけた緑頭君はなんだかホッとしたみたいに力を抜いた。
演技?それとも違う?
直感だけど、演技じゃない気がした。
「こんちわーwとりま、誰?」
一応挨拶。笑いが止まらないのは勘弁。
「名前を聞くならお前から言え。」
カチャリ、とメガネの位置を直しながら睨まれる。おー怖いw
でも、先に名前を明かすのは無理。
そう示すように笑顔を保ったまま首をかしげると、短いため息と一緒に名前だけ教えてくれた。
「…緑間真太郎だ。」
よし、大丈夫だ。
内面少し安心しながら緑間に近づいた。
「緑間真太郎ってゆーんだwあ、俺は高尾和成ね。てか真ちゃんって呼んでいい?」
ポケットから出した手をプラプラさせながら近づく。
一瞬身構えられたけど、俺が手に何も持ってないのを見て力を抜いた。
「真ちゃん一人?」
「いや、俺の他にもまだいるのだよ。というかその呼び方をやめるのだよ。」
わお、しかも数人も。
めんどくさいなぁ、と少し思う。顔には出さないけど。
「そっかー。俺は一人wとりま、そいつらのところ連れてってくれる?一人はちょっち怖いのだよwww」
「真似をするな。」
まだ少し警戒されてるなと思いながらついて行く。
ドアの向こうは広いホールになってて、そこの真ん中には確かに数人がかたまって座っている。その全員が一斉にいこっちを見た。
その中の、背の小さい赤髪の奴がこちらに向かってくる。
「真太郎、そちらは?」
「高尾和成でーっす☆」
「見ての通り、一人だ。他には誰もいなかった。」
そうか、と小さく呟き俺を見てくる赤髪君。
なんか見透かされてるみたいwwでも、そう簡単には見透されないぜ?w
ていうかコイツ、オッドアイだ。そして赤髪。
厨二病かw
そんなことを考えている間にどうやら俺の観察(?)は終わったらしく、「とりあえず二人とも来てくれ」と集団に招かれた。
「とりあえず、自己紹介をしようと思う。まずは僕から。僕は赤司征十郎。洛山高校の一年だ。」
赤髪厨二は赤司、な。
自己紹介はそこから時計回りに始まった。
あれ、そしたら俺最後ww
「俺は紫原敦ー。陽泉高校の一年だよー。」
紫の巨人は紫原な。
「俺は氷室辰也。敦と同じ陽泉高校の一年だ。」
片目のほくろは氷室っと。
「青峰大輝。桐皇高校一年だ。」
青いガングロは青峰。
「桃井さつきです。大ちゃんと同じ桐皇高校の一年だよ。」
ピンクの聖女は桃井さんね。
「俺は黄瀬涼太っス。海常高校一年で、モデルやってるっス!」
黄色いデルモは黄瀬な。
「僕は黒子テツヤです。誠凛高校の一年です。」
水色の影薄君は黒子か。
「火神大我だ。黒子とおなじ誠凛高校一年。」
二股眉毛は火神。
「俺は緑間真太郎だ。秀徳高校の一年なのだよ。」
真ちゃんの語尾wwwww
って次俺か。
「俺は高尾和成でっす。本当なら真ちゃんと同じ秀徳高校に入るはずだったんだけど、いろいろあって入学式から行けてませーん☆学年は一年でーす。」
なんかみんな驚いとるwwでもすまん、これが通常運転なんだよwwwww
まぁそんなこんなで自己紹介は終わりなwww
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