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replay third
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「……特に無いのだよ。」
ありゃま、んじゃ俺が巻き込んじゃったやつだw
そりゃ申し訳ないww
てかさ、それなら尚更死ねねえじゃん、俺w
「色々、さ、話さなきゃいけないこと、あんのよ。」
閉じそうになる瞼を必死に開けて呟く。
「当たり前なのだよ。こちらも聞きたいことが山積みだからな。」
ハハ、おっかねーw
「まず、死んじゃだめだかんな。死んだら…」
死んだら……
あれ?なんだっけw
眠すぎて頭回らねえwww
「やっぱ、ちょっと寝てからでいい?w眠すぎてど忘れ、しちゃってさww」
ん?でもさっきまで寝ちゃダメだって……
あれ?何でだっけ?w
やっべ、思い出せねえwwww
「……ゆっくり眠るといいのだよ。ただし、起きたら質問攻めにするからな。」
きゃーw
「へいへい、まったく、人使い、の、荒い……」
瞼が下りてくる。頭に浮かぶのは仲間達と、それぞれ笑いあってる赤司や真ちゃん達。
でもなんでかそこに俺はいない。
そこで意識は途切れた。
*
「……きーまった♪
貴方が欲しい。」
どっかから女の声がする。貴方って俺のこと?
てかこれって何?
真っ暗で声しか聞こえねえw
「分からないの?花いちもんめだよ。」
あー、花いちもんめね。
んで、この女の子は俺が欲しいと。
これって俺もなんか選ぶんだったよな。
じゃー俺は何にしようかね。って言っても何も見えねえから何も選べないんだけどww
「私と、他の子と、木箱があるよ。」
木箱?木箱って、俺の探してるやつか?
「そうだよ。私か他の子か木箱。どれにする?」
じゃー木箱だろ。最重要品だしw
「木箱ね。じゃあ起きて私を探さないと♪木箱は私が持ってるから、貴方が探しに来てね。私も貴方を探すから、見つけたら相談しよーね。」
相談?
「どうやってどちらの願いを聞くのか、相談。勝った方が欲しいものを貰えるの。」
ほー。そーゆーことな。納得。理解理解。
「じゃあほら、早く起きて起きて!」
ん?起きて?俺寝てんの?
「そうだよ。だから早く起きて私を探しに来て!ヒントはいっぱいあるから、ね!」
そっか、じゃあ早く起きなきゃなw
それに、君多分一人だろ?俺が勝ったら次は君を選んでやるよw
「……やっぱり、思ったとおりの人。じゃー待ってるから早く来てね!」
待ってるね。と声が聞こえたのを最後に、俺の意識はだんだん浮上してきた。
随分近くで話し声が聞こえる。んーと、二人?か三人くらい。聞いたことある声なんだけど、誰だっけなあ…
そんなことを考えながらうっすら目を開けると、思ったより眩しかった視界の先に真ちゃんが見えた。
てか近い。近っ!w
「……わー、ドアップ真ちゃんだw…」
思わずそう呟くと、こっちを向いた真ちゃんの顔がみるみる驚いたものになっていった。
「高尾……っ!?」
「うっすw」
体を起こそうとしたけど無理だったから普通に諦めた。てか、俺この状態ってもしかして…
膝枕じゃね?
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