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replay third
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「……ん~………っいっだ!!!…」
目を覚ました瞬間に頭を強打。
理由?椅子から転げ落ちたからですけど?ww
傷もあるし、きっとこのあとやばいくらいの痛みが来るんだろーなあ……
そう思ってグッと手に力を込めたけど、その痛みは一向にやってこない。
「……???どゆこと?」
不思議に思って傷口を覗いてみると、なんということでしょう(ビフ〇ーアフター風)
傷がほぼ治っていた。
完全にではない。皮膚はえぐれた形のまま凹んでるし、少し弄っていれば血が出てきそうだ。
それでも、この治りの早さは異常だろww
さっきまで、死ぬかと思うほど血だらけで重症だったんだ。いくら回復が早かったとしても、これはおかしい。
「……んー???」
…まあいっか。治って悪いこととかねえしww
それに、治ったんなら外行けるし。
みれちゃんの持ってた箱も取りにいかなきゃ。
夢のことを思い出して、グッ、と拳を握る。
俺の予想が当たってるなら、あの子達は──
……早く、助けてやらねえと。
銃弾の装填を確認して、バッドを手に取った。
ホールで銃弾を補充出来なくなったから、バッグに入ってる弾が切れれば銃を使うことは出来なくなる。
だから、銃を使うのは最低限にして、それ以外はバッドで戦うしかない。
「いつ出られるかわっかんねえもんなー、この世界からなんて……」
長期戦を覚悟しなけりゃ生きるのも危ない。
真ちゃん達も、それに気づくといいけど。
「………行きますか。」
長期戦は覚悟できてるけど、油売ってる暇はない。
行かなきゃ。
スライドドアを開いて、俺は外へと踏み出した。
「ハァ、ハァ、ハァ……くそっ!」
走ってるなう!
ん?なんでかって?
化け物に追われてるからだよっ!wwww
ちらっと振り向いて様子を確認してみる。
ベタベタベタベタ
『ギャァァァアア…』
ベチョベチョベチョベチョ
『〇△×□¥☆%』
速攻で前に向きなおって全速力て走る。
キモいキモいキモいキモいww
しかもなんか増えてるしw何言ってるか分かんねえしwww
どーしてこーなったんだww
全速力で走りながら少し前のことを思い出した。
喫煙室から外に出て数分後。
俺は早くも化け物に出くわした。
キモい。限りなくキモい化け物だった。
外見も何も、腐ってて形が崩れてる。
かろうじて人ってことがわかる程度には形が残ってるけど、それもいつ崩れてもおかしくないくらいだ。
キモい。
キモいけど、倒さなきゃどうにもなんねえし、とりあえずバッドでフルスイングしてみた。
血?肉?が飛び散って、その腐った奴は結構飛び、体の一部を飛ばしながら壁に叩きつけられた。
あ、もしかしていけた?w
と思ったのもつかの間、ムクっと起き上がった腐った奴は奇声をあげながら襲いかかってきた。
「キィィィイイイイイイイイ」
ヒィィィイイイイイイイイwww
その後も、殴っては起き上がり、また殴っては起き上がり、気づいた頃には肩で息をしていた。
フルスイングするのもそろそろ限界になってくる。それを察して、俺は一旦腐った奴から逃げることにした。
しかし、体の向きを180度変えて走り出すと何故かついてくるそいつ。
しかもなんか、怒ってるような奇声もあげてる。
それがキモ過ぎて怖すぎて逃げまくった。
そんでちらっと振り向いてみたら、腐った奴が増えていたw
イマココwww
ヤバ、かなり疲れてきたwwwww
早くも危機的状況でふww
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