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その後…
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はいよ〜
また、俺やで〜ww
ちょうど、ユーとイクが購買に行ったところや。
俺はもう一枚タオルを濡らすと、亜芦の額に浮かんだ汗を拭いた。
まだ、キツそうやな…
汗で張り付いた前髪を払う。
にしても、綺麗な顔しとるなぁ。
なんで、眼帯つけとるか今だに疑問やけど…
寝ていると人形みたいやなww
にしても、今思ったんやけど…
亜芦はなんで自分の家で風邪を治してこんかったんやろか?
俺らみたいに金持ちなら、車を呼んだり…
でも、そもそも俺は塑色なんて名前が入った会社、
聞いたことないへんなぁ…
そんな事を思っている時やった…
亜「…ンッ」
実「亜芦、目覚めたか?」
亜「…実哉?」
実「せやで」
意識がおぼろげやな…
案外、色々と聞き出せるかもしれへん。
実「なぁ、亜芦。ちょっと、キツイかもしれへんけど聞きたい事聞いてええか?」
亜「…うん?」
実「亜芦は一体何者なん?」
亜「…俺?」
実「せや」
初めて聞いた気がする。
亜芦の「俺」っていう言葉…
亜「…俺はただの人間」
実「………」
うん…
それは、誰だって知っとるわぁww
実「そうやなくて、亜芦の名前ってホントに塑色亜芦なん?」
亜「………」
亜芦が黙った。
これは肯定として受け取って良いんやろか?
亜「…実哉」
実「なんや?」
亜芦は上半身を起き上がらせて、俺をじっと見つめてきた。
亜『俺は実哉を信じる。だから熱が引いたら全部、話す』
発音の良い英語でそう言ってきた。
というより…
間がなかった…ww
実『俺も亜芦の事、信じてるよ』
俺は亜芦の頭を撫でながら、優しく微笑んだ。
亜芦はまだ眠いのか上半身をベットに戻して、ゆっくり目を閉じた。
と思ったら…
亜「…実哉」
実「なんや?」
亜「…ありがと」
そう言って、亜芦は儚く微笑んだ。
悲しそうで、でも嬉しそうで何とも言えない微笑み…
でも、それは俺が今まで見た中で一番綺麗な微笑みやった。
実「俺もありがとなぁ。おやすみ」
俺は優しく笑え返すと亜芦の頬にキスを落とした。
亜「…お、おやすみ///」
顔を真っ赤にして、さっさと寝てしまった。
やっぱ、かわええなぁww
徠「たっだいまぁ〜☆」
大声で入ってきたイクに対して、無言でイクを見る3人。
3人?
あっ…
はぁ…
実「イク、ここは病院やで?折角、亜芦が寝ようとしとったのに邪魔してどーすねんww起きてもーたやん」
徠「えっ?☆」
亜「…最悪」
亜芦この頃、イクに対して本音ダダ漏れやなww
柚「そー君、起きたんだ。大丈夫?」
亜「…さっきよりは楽」
柚「いちよう、ポ○リ買ってきたけどポカ○飲む?」
亜「…うん」
その後、俺らは順番がくるまでゆっくり喋ったりしていた。
亜芦はちょいちょい寝とったけどなww
そして、診察を済ませ薬を貰って帰ろうとした時…
「実哉君、帰るの?」
最初のナースさんにそう言われた。
実「せやで」
「私、もう終わりだから車で送って行くわよ」
実「ホントか?頼むわぁ」
「じゃあ、ちょっと待ててねぇ」
そう言って、ナースさんは行ってしまった。
柚「ギリィ、あの人ってただの知り合い?」
実「俺の叔母に当たる人や」
柚「なるほど。にしても、そー君また寝てるねww」
実「せやなww寝る子は育つゆーけど…ww」
柚「成長してるのかなww」
亜芦は病院のソファで横になって寝ていた。
にしても、さっきからイクが静かやな…
と思ったら、亜芦とどうようにソファに座ってウトウトしているイクがいた。
実「イクも眠そうやなww」
柚「そうだねww」
「ごめんねぇ。待たせちゃって」
そう言って、ナースもとい叔母が戻ってきた。
実「平気やで」
「駐車場行こうか」
俺は亜芦を抱き上げる。
おんぶするのもええけど、車に乗るからしゃーないやろ。
俺達は学校まで送ってもらった。
実「ありがとなぁ」
「いいのよwwじゃあ、またね」
実「はいよ」
そして、俺達は寮に戻った。
にしても、今何時や?
3:27
随分と時間たっとたなぁww
そういえば、今日は俺の部屋に皆泊まっていくみたいやww
俺は亜芦をベットに寝かせた。
そして、リビングに戻ってきた。
実「俺、風呂に入ってくるけん」
柚「分かった」
俺はさっさと風呂に入り、上がってきた。
実「ユー、次ええでって」
寝とるやんww
リビングでユーに腕枕をしてもらい爆睡しているイク。
その横で幸せそうに寝るユー。
笑えるなぁww
俺は、二人の上に毛布をかけるとリビングの電気を消して寝室に向かった。
ベットの上で眠る、亜芦の額に手を当てた。
まだ、全然熱が下っとらんな。
まぁ、大丈夫やろ。
俺は亜芦の隣に入り、寝たのだった…
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