アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
あれ…
-
ふと、目を覚ます…
ここ、俺の部屋?
それに寝室でベッドの上…
んーと、確か、体育祭の為にチーム分けして、ユーと一緒に第二体育館行って…
そっから…寝て…
寝てからの記憶が…
どうやって、戻ってきたんだろ…
まさか、ユーが?
でも、さすがに色々とアウトだよな…
てか、部屋の鍵とか誰が開けたのかな?
俺は寝室を出て、リビングと繋がったキッチンに行き、冷蔵庫からペットボトルに入った水を取り出す。
なんか、喉かわいた…
あけて、のm…
あれれ、あかない(;・∀・)
あ、まわすの逆だった…
まぁ、いいや。
蓋を開けて、コップに注ぎ、飲んで再びペットボトルを冷蔵庫にしまう。
てか、今何時だろ?
壁にかけていた時計を見ると夜の10時過ぎだった。
さっきまで寝てたから寝れないな…
あ、お風呂!
俺はパッと髪と身体を洗い、浴室から出た。
うさ耳フード付き半袖Tシャツに短パンという、涼しい格好でリビングに向かう。
髪の毛から滴り落ちるしずくが服に染みないように肩にタオルをかけ、ガシガシと雑に髪を拭きながら、リビングのソファーに腰をかけようとした瞬間…
ピーンポーン
Σ(゚Д゚ノ)ノビクッ
座ろうと腰をおろしかけていたが、びっくりして腰を上げる。
こんな時間に誰だろ?
バクバクいう心臓を無視して、玄関へ…
亜「…どちら様?」
薄くドアを開けて言う。
柚「柚真だよw」
なんだ、ユーか…
ドアを開けて、ユーを目視する。
亜「…どうかしたの?」
柚「そー君、Aチームは今から練習だよw」
亜「…練習?」
ふと、ユーの格好を見る…
高等部のジャージ…
てか…
亜「…今から!?」
柚「そうだよw」
まじかよ…
面倒くさい…
サボっちゃダメかなぁ…
柚「サボるならギリィに報告しとくねw」
そういうのさー、なんかズルくない?
ズルいよね?
………。
亜「…準備してくる」
柚「じゃあ、待ってるねwちゃんと、髪の毛乾かすんだよw」
亜「…うん」
俺は髪の毛を乾かし、指定のジャージに着替える。
やっぱり、上着るの絶対暑い気がする…
絆創膏はるのもなんかな…
虫、刺さされで通じるのはイクくらいだろうし…
着るしかないか…
タオルとお水を持ち、部屋から出る。
柚「準備、できた?」
亜「…うん」
柚「じゃあ、行こうか」
ユーと二人で寮を出て、校舎に向かう。
亜「…練習ってどこでするの?」
柚「1年生は第三体育館だよ」
亜「…2、3年生は別なのか」
柚「そうみたいだね」
まあ、いてもいなくてもいいけど…
そういえば!
亜「…集まりの時、寝てたよね?」
柚「うんwそー君、爆睡だったねw」
うっ…
亜「…い、いつ部屋にもどったか記憶がないんだけど…」
柚「あー、ギリィがお迎えに来てたよw」
亜「…お迎え?」
柚「うんw」
うーんと…
亜「…どゆこと?」
顎に手を当て首を傾げ、ユーに聞く。
柚「集まりが終わった後にギリィとイクが来てたんだよw」
亜「…来てたの?」
柚「うん、向こうは早めに終わってたらしいwギリィが亜芦の事だろうから寝てると思って迎えに来たって言ってたよw」
まぁ、俺のことだから寝てるさ…
実哉が迎えに来たから部屋で寝てたのかぁ…
確かに合鍵持ってるしね(。,_,)ウンウン
亜「…なるほど、わかった。ありがと」
柚「いいえwじゃあ、そー君いっぱい寝れたみたいだし、いっぱい運動しようか?w」
ニッコリとユーに微笑みを向けられて言われた…
いつの間にか第三体育館についていた。
すでに皆が練習をしていた。
汗と熱気でむわっとした空間に入りそこで運動をするということに心が折れそうだ…
一週間…長過ぎだろ…
やっぱり、体育祭は嫌いだ!!
実哉やでw
今は朝の6時半。
今頃、亜芦は爆睡やろうなw
俺が今おるのはグラウンドや。
ここがDチームの最初の練習場所やな。
そんでもって…
実「イク、起きとるか?w」
横で閉じかける目を必死に指でこじ開けてるイクに話しかける。
徠「うん…大丈夫、起きてる…よ………」
実「いつもの☆がないで?w」
徠「大丈夫☆起きてるよ☆起きてるよ☆おはよう☆」
………。
半分寝てる気ぃするんやけど?w
いちよう、6時45分開始やけど…
寝ながら運動って確実に危険やろうし…
そんな事を思っていた時、スマホに着信が来た。
こんな、朝っぱらから誰やろ?
おっ!ユーやんw
受話器マークおして、電話に出る。
実「もしもし、実哉やで」
柚『ギリィ、おはよう。今から練習だよね?』
実「せやでw」
柚『夜遅いのも嫌だけど朝早いのも嫌だねw』
実「夜も朝も眠くてしゃーないもんなwんで、朝からどないしたん?」
柚『そー君、昨日練習が終わった後、エレベーターで寝落ちたから僕の部屋で寝てるよって事を伝えたくてねw無理矢理にでも起こして、そー君を部屋に連れて行きたかったんだけど…起きなかったんだよねw』
実「そりゃあ、亜芦やもんw起きるわけないなwまぁ、ユーの部屋に居るなら安全やろ。亜芦の事やし、眠気マックス状態やったら部屋のドア締めるの忘れたりしそうやしw」
柚『確かにそー君ならありえそうだねwドア全開で玄関で寝てたりしそうw』
実「亜芦ならあってもおかしくなさそうやなwと、そろそろ時間やなw」
柚『あ、朝からごめんねw頑張ってねw』
実「ええでw気にせんといてw亜芦の事頼むわwせや…」
柚『了解wどうしたの?』
俺は隣で眠そうにしてるイクにスマホを渡す。
徠「どうしたの?ギリィ?」
実「電話w」
徠「電話?」
イクは目をこすりながら首を傾げ、スマホの画面を見て相手を確認した。
徠「ユー!ユーだ☆おはよう☆」
と、目を輝かせてユーと話し始めた。
実「イク、時間あんまないから短めに頼むでw」
徠「うん☆」
まぁ、イクの眠気が覚めたならいいかw
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
188 / 246