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君という玉『ギョク』俺だけの玉『ギョク』完結番外編更新中
まさか…
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「――――………………………………………!」
ナルトは震えた。
感じる……この感覚は。
懐かしくて、ずっと探し追い続けた
「………サスケ」
チャクラを近くに感じる。
任務の村の方から向かってくる…。
今…、今行かないと…!!
ナルトは店の中へ飛び込んだ
「ど、どうしたのよナルト!いきなり!」
「サスケが…。サスケのチャクラを感じた。俺たちが行こうとしてる村の方から」
「え!!ちょっとナルト、ほんとに……?」
「ああ!」
――バン!
「ちょっと待て」と、シカマルが机を叩いて立ち上がった。
「シ、シカマル…?」
その場にいた全員が驚き、シカマルを見上げる。
「ナルト…、お前がサスケを探しているのは知ってる。
だがな、今は任務中だ……優先事項はこっちだろ。」
シカマルの言うことに皆何も言わない。
シカマルの言っていることが正しいし、それが隊長のシカマルの指示でもあることを理解しているからだ。
だが、同期であるサスケの行方は誰もが気になっていることで。
そのサスケを目前にして、見逃すことがどれだけのことか…
ナルトやサクラの心中を思うと、『任務優先だ』の一言が誰の口からも出ることがなかった。
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