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june.6.2016 ハニーマスタード3本勝負 その3
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8:17
ベッドを抜け出してキッチンに向かう。寝る前に仕込んでおいた豚バラ肉を冷蔵庫から取り出してカットを始める。理のリクエストのハニーマスタードを少し豪華にしてみようと思いついて、いつもとちがう作り方を試すことにした。
ワインのアルコールを飛ばし、ローリエを入れる。肉を放り込み朝食用に作ったスープをブロード代りに少し。それほど水分はいらない。そのまま圧力鍋を火にかけて下ごしらえの第一段階を終える。それほど大きい塊じゃないから3分・・・4分でいいか。
蒸気が上がるまで少し時間がある・・・理に言われるな。「なんでパジャマ脱いで料理するんだよ。」
別に理由はないが、なんとなく脱いでしまう。いっそうのこと下も脱いでやろうか。理はどんな顔をするかなと想像して口元がにやけてしまった。
「ま~~も~り!」
振り返った俺は緩んだ顔をしていたのだろう、理の眉間のしわが深くなる。
「おはよう。」
「おはよう・・・ってさ、また脱いでるし。火傷したらどうするんだよ、まったく。」
「いっそのこと下も脱いだらどうかなって考えてたところ。」
理は呆れた顔をしながらも、ちゃんと俺の横に来る。
「なに作ってるの?」
「ハニーマスタード。」
理は俺の頬をペチペチと叩いた。
「しょうがない、許す。」
それがとても可愛い仕草だったのでギュウと抱きしめて首をのばして首筋にキスをする。
「おはよう、理。」
「んん・・・おはよう。」
「やることやってしまおうか。そのあと理のリクエストを完成させる。」
理が俺の腕のなかから飛び出した。
「バカ衛!洗濯に掃除!買い物もしなくちゃだぞ!何言ってんだ!」
ええ?
俺、それを言ったんだけど。
わずか後に理の顔がボンと真っ赤に変わった。
・・・・くそう、可愛すぎだろう!!
「俺が言ったやることって、まさにそれなんだけど。理のやることと違ったのかな?」
くるりと振り向いた理が足早にキッチンをでていくから大股で追いかける。
これで逃がすようなら男とはいえない。
さて、やることをやってしまおうか。
な、理。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
朝・昼・夕方と続くはずだったのに、今日は途中タイミング悪くアクシデントなどがありまして校正がなかなか進みませんでした。こんな時間になっちゃた。
時間通りにUPしようかと思ったのですが、なんだこの二人だけハニーマスタード完成してないじゃないか!ということで「おまけ」扱いにすることに(短いしね)
みなさんはどの勝負がお好みでしたかねw
なんだかんだ言って完成させていないマモサト(うわ、ほんとにダサいw)が一番人気かな(笑)
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