アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
君は知りたいのかい? 【???視点】
-
ふふ、黒子は本当に意地っ張りだね。
ん?俺かい?俺が黒子を連れてきた張本人だよ。
どうしたいのかって?それより、俺の話を聞いてくれないかな。
ある所に、鬼の双子が生まれた。
その家の子は鬼の頭領となる事が決まっていたが、双子で頭領となる事は出来ない。
鬼達は悩んだが、すぐに決まった。
兄の瞳は赤。弟の瞳は片方金色だった。
弟の金の瞳は、鬼の力が強い証。
頭領は弟となり、兄は弟の影武者となった。
ただ、兄は気付いた。弟の力は衰え始めた。
誰もが弟を頼りすぎて、力が失われ始めたのだ。
これではいけない。そのうち、桐皇から鬼が一人抜けた。
その後、誠凛に鬼の仲間入りした人間を長につけるという、お前にしては無茶なことをしたね。
……俺は、赤司征十郎。弟の名も、赤司征十郎。
同じ名を持つ俺が、弟を守りたくて黒子を呼んだんだ。
え?桐皇を抜けた鬼はどうしたのかって?
君達が良く知ってる人間だよ。俺が、この世界から放り出したんだ。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
30 / 112