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計画変更 【誠凛の悪魔視点】
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冬の山で待機していると、黒子が来た。
「良かった、無事なんだな!」
こっちで待機していた木吉が声をかけた。
「はい、心配させてすみません」
「いいさ!それより昼までに誠凛まで一気に行くぞ」
その場にいた俺達、護衛隊が誠凛まで向かおうとすると
「待ってください」
黒子が止めた。
「何だ?」
「清志くんも連れて行きましょう」
その言葉には全員賛成だった。無理強いはしないが、清志だって自由に生きる権利はある。
俺達が、押し付けみたいに清志の世話係をやっていたが、俺達は清志が好きだ。
あんな奴らの中で貶され、蔑まれながら生きるくらいなら
俺達と普通に、自由に生きればいい。
そう思って気付いた。
「マズイ……、鬼の頭領が気付いた!!追っ手が来るぞ!!」
「何ですって!?」
予想より早い。早すぎる……!!
「すぐに清志くんに会いましょう。彼を置いていきたくありません!」
すぐに俺達は清志の元に向かった。
何で、
何で、こんなに早くバレたんだ……!!
赤司は今、目を休めている筈なのに……!!
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