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裏切りの結末は 【裏切り者視点】
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まさか、赤司に裏切りに手を貸してもらった恩を逆手に
俺と同じような裏切り者に手を貸せと言われるとは思わなかった。
「小金井くん!!」
黒子とか言う長は、叫んだが小金井という悪魔は消えた。
同じように、欠片だけ残して。
おそらく、頭領辺りにトドメは刺すなと言われているんだろ。
「小金井くん!!」
魂の欠片を集めて掻き抱く黒子は、見ていて哀れさを感じさせた。
「黒子を死守しろ!!」
火神の指示が飛ぶ。
攻撃は止まない。俺達だって結界やバリア張るので精一杯だ。
「花宮さん、教えてください……!!このまま皆は……」
「欠片が残ってんだから死なねーよバァカ。
ただ、体を持って復活するには数十年いる。すぐには無理だ」
「そう、ですか……」
マズイ状況に変わりない。これから脱出には力がいる。
「はなみやー」
ザキや原が欠片を大量に持ってきた。
これがこの領域全ての裏切り者か。
「皆……!」
魂の欠片を更に細かくされたらしい。……ほぼ、死んでるも同然だ。
隣で、女が倒れた。
「リコさん!」
続いて二人の男
「順平くん、木吉さん!!」
「木吉!!」
今度は銃の乱射……、悪魔か。
「何で、裏切った?」
桐皇の領主がいた。人間界に逃げるのは禁止されているからか。
「黒子!!」
火神が黒子を庇った。そして、火神の魂が飛び散った。
「か、がみ……くん……」
他は欠片だけになり、体を持っているのは黒子一人。
「テツヤ」
頭領が、目の前にいた。
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