アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
シリアス?何それフルボッコ? 【海常領主視点】
-
あの鬼……、黄瀬の目がもうヤベェ。狂いかけてやがる。危ねぇ鬼だ。
黒子を保護するどうのこうのは勝手にすりゃいいが、あれが暴走したら氷室がまずい事になる。
……って緊張した中でだな。
「忘れていました」
いきなり、黒子がポン、と手を叩いて。
「黄瀬くん、覚悟!!」
「ぎゃんっ!?」
さっきの腹パンもう一発いきやがった。
「く、黒子っち……」
「あ、あともう一発」「まだやるんスか!?どんだけ……」
お、おい。いや、別に黄瀬がどうなろうが構わねえけどよ……。
そろそろ可哀想にも思えるからやめてくれ、同情なんかしたくねえ。
「だって、これから清志くんが傷付けられるかと思うと……」
「いみ」「黄瀬くんハウス!!」「ぐふっ」
そろそろ瀕死だからやめてやってくれ。
「言わせませんよ……?ボクは清志くんの親みたいなものですから」
「長……」
頼む、清志。そこで感動してねえでお前の親(仮)を止めてくれ。
「いや、長。長がやることねえよ」
止めてくれるんだな!?よし、助か
「俺がやる」
頼む!!俺の何かが悲鳴あげてるからやめてくれ!!
これ以上鬼なんかに同情したくねえんだよ!!
「清志くん……大人になりましたね」
いや、どんな成長喜んでんだよ。バイオレンスすぎんだろ、無理もねえが。
「でも、ボクも君の親として……君を守りたいんです」
頼む、そこだけでイイ話感を出すな。周り見ろ、色々大惨事だ。
……喜々として、黄瀬をフルボッコするな……。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
71 / 112