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性交禁忌の日2015-3
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ご飯を食べ終えて二人で少しゆっくりしてからお風呂に入る。
「麗、おいで」
「はぁい」
大きなTシャツを着ている麗を脱がせると見えるのは昨晩自分が付けた記憶のある鬱血痕。
麗の真っ白な肌にそれはよく映える。
ああ...噛み付きたい。
目の前に晒された項に邪な感情が顔を出す。
「体見ただけで盛るとかいい歳してガキかっつーの...」
はぁ、と溜息を零して麗を連れ浴室に入る。
獅琉が頭を洗っている間に麗を湯船に浸からせる。
「しー...あのね...」
お風呂が好きな麗はいつも湯船の中で獅琉に色んな話を聞かせてくれる。
柚木の話、山瀬の話、今日嬉しかったこと、自分の話、獅琉の話。
おっとりとしている麗は話すのがゆっくりだが、不思議と苛々したりはしない。
寧ろ麗の話をずっと聞いていたいような気持になる。
自分の髪と体を洗い終えると次は麗を綺麗にする。
「れーい?まだ寝るなよー?」
「...ん...ぅ...」
麗の繊細な髪や肌を傷付けないように洗ってから二人で湯船に浸かる。
麗の定位置は獅琉の足の間。麗は背中を獅琉に向けてうとうとしている。
しかし、さっきから麗の裸を見てその気になりつつある獅琉に麗を寝かすつもりはなかった。
「麗?眠いのか?」
「んん...ぅ...」
普段以上にぼんやりとしている麗の首筋に唇を押し付け、太ももに指先を這わせ、ゆっくりと足の付け根に向かっていく。
「ん...っ、ぁ...」
くすぐったいのか麗が身を捩る。
「こら、大人しくしてろ」
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