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rabbit×REI-3
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あーだこーだと騒ぐ二人を獅琉が部屋から追い出して、二人きりになった獅琉と麗。
ソファに座って麗を膝の上に乗せ、首に絡みついてくる腕を受け入れる。
「しー...」
獅琉の首元に鼻を寄せて甘えてくる麗は何時も通りだ。
......耳以外は、な。
「体はどこもキツくないか?」
「ん...」
ぴくぴくと耳を揺らしながら麗が頷く。
「しー?」
顔をあげた麗は真っ赤な目で獅琉を見上げてこてんと首を傾げた。
「ん?」
「ふふ、しー...だいすき」
ふにゃりと笑ってそう言った麗はいつも以上にかわいい。
うさ耳を生やしている麗を見た瞬間から抑え込んでいる欲が再びふつふつと沸き上がるのを感じる。
30年以上生きてきて身につけた理性なんてものは、僅か14歳の麗を前にすると意図も簡単に剥がれ落ちていく。
なんで今そういうこと言うかなコイツは...
「...ばかじゃねーの」
白い頬に指を滑らせて柔らかい唇に噛み付くようにキスをする。
閉じられている唇をこじ開け、奥に隠れている舌に自らの舌を絡ませ、口内を愛撫する。
「んん...っ、ぅ...んっ、ふ...っ」
ぴちゃぴちゃと音を立てながら絡み合う舌。麗の顎にはどちらのとも知れない唾液が流れる。
今までに何度となく交わしてきた口付け。麗の好きなトコロは麗以上に知り尽くしていた。
「ん...、あぁっ、んぅ...っ」
弱いところを舌先で擽ってやると潜持った嬌声が漏れる。
あー、このまま腕に閉じ込めて離したくない...
しばらく口内を堪能してからぴくぴくと震えている体をもう一度強く抱き締め、口内をぐるりと舐め回してから口を離した。
二人の間に伸びる銀糸を舐めとり、ぼうっとしているににやりと笑うと真っ白な肌がピンク色に染まる。
「満足したか?」
「...っ、」
べとべとになっている口元を親指で拭ってやり、満足した獅琉はふと気になったことを麗に訊いてみた。
「お前、その耳感覚あるのか?」
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