アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
またもや訪問
-
「はぁぁぁぁ...」
今日はいろいろ大変だった。
何故か、水をかけられたり...
まぁ、水をかけられたのは翔太さんと関わったからだな。すぐ分かるわ。うん。
そして不幸は積み重なるもので、翔太さん会うし..。
ピーンポーン
「ん?誰だろ?誰も呼んでないしなぁ...」
翔太さんの次は誰だろう?
翔太さんだったら開けなくていいや。
とりあえず、気になったので覗き穴から見てみる。
「翔太!」
翔太とわかった瞬間、何故か嬉しくなり、勢いよくドアを開けていた。
「わっ!...博一くん危ないよ〜、やほやほ〜
夜分遅くにこんばんわ。」
「すっ、すまん!というか、なんでここにいんだよ?」
俺こいつに自分の家教えてないぞ...?
えっ、こわっ。
「いやいや〜、寂しい事言わないで〜!
差し入れも持ってきたしっ!」
ドヤァ(褒めて褒めて!)というオーラがとっても伝わってきた。
「あー...ありがとうな。んで、なんで来たんだよ?」
「ぶっー...素っ気ない〜!えへへ♪
博一くんのこと気に入っちゃったっ♪」
「ぎゅっー!」とか言いながら抱きついてくる。
あぶねっ!?避けろ、避けろ。
「ぶっー!酷いよぉ〜!だから、お家入れて?」
「え、なにがだからだよ。嫌に決まってんだろ。帰れ。」
なにこの翔太。可愛いけど、バカじゃん。
何がどうなると、だから入れてになるんだ...
というか、そんな俺のこと狙ってる?人を何で家に入れないといけないんだ...
「おにぃーちゃん?」
その時、声をかけたのは...まだ名前言ってなかったな。悠人(ゆうと)実の兄弟なのに名前が全然似てないんだ...!なぜ!
「ん?誰この人?前言ってた翔太さん?」
「いや!違うと言ったら違うんだけど...
そうって言ったらそうになる..えっーと!」
「ふふふ☆俺も翔太って言うの〜、
でも〜、博一くんの言ってた翔太じゃないよ〜」
「えっ?えっ?」
さすがに悠人も混乱している様だった。
翔太なのに翔太じゃないっていう...矛盾な...
「んーと〜、俺の事は〜たっちゃんって呼んでね〜」
翔太は「よろしく〜」とまたまた警戒心も無く、軽く言っている
...この軽さは、何処から来るんだ...!
「じゃあ、にゅーしつを許可する!」
「ちょっ!悠人!」
「だって、おにぃーちゃんの知り合いでしょ?入れてあげなきゃ!
あっ!お茶とジュースどっちが良いですか?」
悠人は俺の話なんか一切聞いていない
お兄ちゃん、弟に負けてしまったよ...。
「んとね〜、ジュースが良いなぁ〜!
よろしくね〜」
「はーいっ!」っと、元気よく悠人は走って行った。おいおい、転ぶぞ
「あはは〜、一博くんの弟さんはいい子だね〜」
「はぁ...まぁなんでもいいよ...ほら、入れよ」
説得を諦めた俺だった
...なんで俺の言う事はみんな聞いてくれないんだ!
「じゃ〜遠慮なく、おじゃま〜」
「おじゃましますだろっ!」
もー...本当疲れる...。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
16 / 44