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テツヤは僕のもの
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ザワ ザワ
モブ「どういうことだ?黒子が赤司弟のものって・・・」
モブ「そうだよ!!!黒子を守るためにそんなこと言ってんだろ?」
「せっ、征くんまで.....ヒックッ.....私の....事、信じて....くれないの?」
「何故、テツヤより君の事を信じなければならない?」
「なっ、何でって、私襲われたのよ?」
「襲われた?テツヤがそんなことをするわけないだろ?」
そう言いながら、征くんは僕の方に近づいてきた。そして、僕の腕をつかんで引き寄せた。
「だって、テツヤと僕は付き合っているんだよ?」
「?!?!せっ、征くん?!何で言って!!」
モブ「はぁ?そんな嘘、誰が信じるかよ!」
モブ「そうだぞ!!付き合ってるんだったら、証拠見せろよ!」
「証拠?良いだろう。(ニヤッ)」
征くんが笑った瞬間、僕の腰に左手を回して、顎を右手で持ち上げた。抵抗する暇もなく僕は、バスケ部全員が居る前でキスをされた。それも深くて濃厚な奴を・・・
クチュ クチュ チュパ クチュ
「んっ!んんっ。せっ.....い、くん...やめ!」
クチュ クチュ プッハ
「はぁ、はぁ、」
僕は、恥ずかしくて征くんの胸元に顔を埋めました・・・
さっきまで、騒がしかったギャラリーの皆さんは、征くんと僕のキスを見て、呆然としていた。すると当然、疑いの目は、倉橋さんに向くわけで・・・
「証拠を見せたが、反論があるものは?」
あるわけないだろう。ここまで、見せつけられては・・・倉橋さんですら、呆然としている。
モブ「じゃあ、黒子が倉橋を襲ったってのは、嘘なのか?」
皆が一斉に倉橋さんを見た。
「そっ、それは・・・」
「倉橋、僕のテツヤを利用したことの罪は重いよ?退学、否、日本にいられないようにしてやる。」
僕は、それを聞いてさすがにそれは嫌だと思った。倉橋さんが僕を利用したことに代わりはないけど、倉橋さんだって一応、女性なのだから女性に対してそこまでの罰は重すぎる。
「まっ、待ってください!!」
「なに?テツヤ、もっと重い罰の方がいいかい?」
「そっ、そうじゃなくて・・・(倉橋さんが助かる方法を考え中)じっ、実は、
倉橋さんと些細なことで喧嘩をしてしまったんです!それで、倉橋さんが怒って自分の手首を切ってしまったんです。だから、僕にも非はあるんです!!」
「へぇ~、その些細なことは何かな?」
「えっと、部活についてです。」
「ふぅん。何故、怒って自分の手首を切らなければいけないのかな?」
「そっ、それは、倉橋さんは怒ると自分を傷つけてしまうんです。そうですよね?倉橋さん!!」
「えっ?えぇ。そうなの。」
「どうして、テツヤはそんなことまで知ってるのかな?」
「こっ、この前お話をしたときに聞いたんです!だから、罰を与えるなら僕にも与えてください!それで、倉橋さんの罰は転校にしてあげてください!」
「(クスッ)へぇ~、テツヤにも罰を与えて良いんだ?倉橋は、テツヤが言った通りに転校だけにしてあげる。」
「そうですか。(ほっ。)」
三日後倉橋さんは、僕に礼を言ってもう二度とこんなことはしないと言って転校していきました。僕の罰は、まだ決まっていないそうです・・・
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