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朝③
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俺とルイが付き合っていることは全員知っている。
というか、執事と王子が付き合っていいのかってのが疑問だと思うのだが・・・
まぁ、俺の家はお堅いのが嫌いだから召使いとの距離が近い。
そういう環境で育っているからなのか俺の兄さんはメイドさんと結婚した。
それに父さんも母さんも反対すること無く
「こんな息子を旦那にしてくれてありがたい。」
「こんなので本当にいいの?本当にいいの?」
と言う始末。
その二人は父さんと母さんが王位を自分に譲るまでは二人で優雅に暮らしたい。と言って家を出ていった。この前子供が産まれたからと言って見せに来た。
それに僕の国では同性婚はOKだからそういう人達もたくさん見てきている。
俺はそんな環境で育っているから・・・
こうなった訳で・・・・・・・・・
「えーーっい!!」
「うわぁっ!!ちょっ!!!」
朝食の支度をしているルイに体当たりをした。
「こんのっ!バカイト!!スープ持ってるんですよ?!危ないでしょーが!!」
「あははっ!!ごめんごめんww」
「・・・・・・ったく。」
こんな風に怒ってる姿もカッコイイなんて思ってしまった。
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