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朝④
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朝食を食べ終わりルイは後片付けがあるから1人食堂で待っているとランさんが入ってきた。
「お待たせしてしまいすみません。」
いつもよりも髪などが乱れていてランさんらしくない。
「大丈夫ですよ。それで、話って・・・?」
「ああ、ええと。今日の舞踏会の事でして・・・
ハル様が昨日の夜熱を出しまして、救急でお医者様に見てもらいましたらインフルエンザだと・・・・・・」
ハルというのは俺の姉さんだ。
そして、姉さんが熱を出してバタバタしていたからランさんの髪が乱れていたのかと納得した。
「うん。それで?」
「カイト様、申し訳ないのですが今夜の舞踏会、お姉様のフリをしていただけないでしょうか・・・」
「んーー?いいよーー?・・・・・・・・・え"っ!!
い、今なんて言った?」
「ええと、お姉様の代わりにこの国の姫になっていただきたいのです。」
な ん だ っ て ?
お れ が ひ め ?
「え"え"ーーーーーーっ?!」
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