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朝⑥
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俺の身長は173cm。鍛えてはいないが運動は嫌いではないためそこそこ運動はするせいか綺麗な筋肉がついている。そして、家族や召使い達に怒られるほど少食な為、身体が可憐だとよく言われる。ルイには軽すぎると怒られる。
姉さんは女性にしては大きく俺と同じ173cm。運動が大好きで鍛えるのが趣味な姉さんは女とは思えない綺麗な筋肉がついている。食事は程よく食べているだけなのでそれは普段の運動で消費してしまうのか可憐な身体をしている。
体格は同じ。
そして顔は瓜二つ・・・・・・・・・・・・。
しかも俺は声がそんなに低い訳ではない。
姉さんは女性にしては低く、俺でもかっこいいと思うくらいイケボだ。
まぁ、だから喋り方を真似すれば声も似てるって事。
一度姉さんと遊びで俺が姉さんの服を着て、化粧をしてもらいウィッグをつけて女装し、姉さんは俺の服を着て長い髪はどうにかウィッグの中に収めて男装をした。
そのまま1日過ごしたのだが色々手伝ってもらったルイとランさん以外には母さんと父さんでさえも俺達が入れ替わっていることを気づかなかったのだ。
こんな事まで前にしていたのだからこの頼みが来ても納得してしまうという訳。
「でもどの人がいいとか分かんのか?姉さんは寝てんのに。」
「ハル様は舞踏会の様子を監視室で見ると仰っています。」
監視室というのはその名の通り舞踏会など監視する為の部屋で会場は全て、ベランダでさえも見渡せる部屋だ。
その部屋は3つ程あるからその一つを貸切ろうとしているのだろう。
「しかも姉さんは丈夫だしな・・・。インフルエンザだろうが何だろうが本当は舞踏会に出れんだろうけど移すと困るからっていう理由だろ?」
「仰る通りです。」
「おっし!引き受ける!!姉さんの旦那さん探すために頑張る!!」
「ありがとうございます。」
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