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二日目 朝
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小鳥の鳴き声と朝日で目が覚める。
あれ・・・・・・・・・全裸・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ。
昨日ルイとシたんだった。
でも、隣にもうルイはいない。
「ほんっとに早いなー・・・・・・。」
だるい腰を庇いながら着替える。
「今日も姉さんの格好しなきゃ・・・・・・ドレス決めてないや・・・・・・あーだるい。」
ブツブツ呟く。すると・・・・・・
「カイト様、お目覚めですか?朝食の支度が出来ました。」
いつもの素晴らしいタイミングでルイが来た。
そしていつも通り扉を開ける。
「おはようございます。」
「ん、おはよ。」
そしていつもの完璧な笑顔のルイ。
今日も長い長い廊下を渡って・・・・・・・・・
「カイト様っ!!!」
「「??」」
振り向くと全速力で走ってくるランさんが見えた。
「カイト様、ハァハァ・・・もうお出かけにならないと、ハァハァ・・・時間が・・・・・・」
息を切らせながらどうにか言葉を発している・・・・・・・・・
辛そうだ。
でも、確かにドレスを選んでないし、相手の国に行くのには時間がかかる・・・・・・・・・
そろそろ支度始めないとな・・・・・・
「そ、そうだったな。そろそろ行かないと・・・」
「??・・・・・・カイト様、どちらへ?」
「え、あの・・・・・・・・・」
「旦那様に頼まれて、今度の舞踏会で使う楽器を買いに行ってまいります!!!」
「あ、そ、そうなんだ!行ってくる!」
「楽器・・・ですか?・・・・・・わかりました。」
「ルイは留守番よろしくね!!旦那様がルイは置いてけーって仰ってたから!」
「・・・・・・・・・そうなんですか。カイト様、お気をつけて。」
「う、うん。」
うわーーー・・・・・・疑われてます。完璧。
腰がまだ痛かったけどその場から早く離れたくてランさんと共に走って衣装室まで行った。
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