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二日目 報告
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家に着き、そそくさと姉さんの所へ。
御家族の事、雰囲気、アインさんの部屋の事・・・・・・。
今日俺がビデオカメラで撮ってきた映像を見ながら報告していく。
「・・・・・・これで終わり。どう?俺としては申し分無いって感じ。」
「そうね。全てにおいて素晴らしいわね。
うん。決めた!この人にするわ!」
姉さんは直感型だから何事も決めるのが早い。
でも、旦那さんだしな・・・。
「俺は良いけどさ、旦那さんになる人だよ?そんないつもと同じような直感で良いの?」
「え?良いのよ。大丈夫。ピーンときたもの。」
「ああ、そうですか・・・・・・。」
こうなったら姉さんは誰にも止められません。
俺は着替えに衣装室へと行き、姉さんは父さんと母さんの所へ報告しに行った。
これで俺のプリンセス生活も終わり。
「はぁーーーーーーーーー。」
安堵のため息もつきたくなりますよ。
「「「「「お疲れ様でした。」」」」」
そこにいたメイドさん達が言ってくれた。
「うん。ありがとう。」
これで終わる。本当に良かった。
早くルイに会いたい。今日は同じ空間にいる事さえ出来なかった。
衣装室の窓から外へ出て、待っていてくれた兵士達と共にカモフラージュのための「ただいま」の挨拶をしに玄関へ行く。
早くルイに抱きつきたい。
いつの間にか歩くのが速くなっていた。
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