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三日目 Last dance⑯
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「タメ、口で・・・いいから。」
ルイは頷きまた俺を洗い始めた。
って・・・・・・・・・さっきよりも服濡れてるし・・・。
「ルイ?やっぱり俺と一緒に入れば?服すごい濡れてる。」
「・・・・・・・・・・・・」
先程と同様困った顔。
なんで?・・・・・・やっぱり嫌いなの?
また泣きそう。
「っ・・・・・・カイト。俺を見て。」
ルイが俺の頬を優しく包み込み自分の方を向かせた。
「カイトの考えてる事当てようか?」
「・・・・・・?」
「また俺がカイトのこと嫌いなんじゃないかとか考えてるだろ。」
見透かされてる。
俺は正直に首を縦に動かす。
「だって・・・・・・一緒にって言ってるのに返事しないから・・・・・・。」
「・・・・・・返事を返さなかったのは悪かった。でも、さっきも言ったけど俺がカイトのこと嫌いになる筈がない。ありえない。正直な事言うと・・・・・・このまま一緒に風呂に入ったら襲いそうなんだよ。ごめん。」
ルイはそう言いながら俺の頬から手を離し、また洗い始める。
力が抜けた。ルイはいつもいつも俺の事を最優先にする。まだ舞踏会は続く。そして、俺が姉さんの代わりをしていたことを知っていたとしたら俺が疲れているのを知っている。だから俺に無理させないように自分の欲を隠すために一緒には入らない。
あー。なんで気づかなかったんだろ。
本当に俺、疲れてるなぁ。
でもね。疲れていてもルイに触って欲しいんだよ。
「ルイ・・・・・・いいから。」
「ん?」
「襲ってもいいから・・・・・・一緒に入ろ。」
ルイのビショビショになってしまった服を掴みながら言う。
「っ・・・・・・・・・わかった。ただ、泣いても喚いても止められないもんは止められないからな!」
「わ、わかってるよ!」
「身体の泡、流しておけよ。」
そう言いながらルイは立ち上がり、脱衣所へと出ていった。
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