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最後の輪舞曲②
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立つことが出来てもそこから何もできない俺は着替えもルイに手伝ってもらった。
「ふぅ。やっと着替えられた・・・疲れた。」
「お疲れ様です。」
あ・・・・・・・・・敬語になってる。癖だなホントに。
それはそうと・・・・・・・・・・・・
「後少しで最後のダンス始まりますけど、俺動けないよ。」
「ん?あ、あぁ。大丈夫です。ちゃんと考えてあります。よっ!」
「え?ちょ、まっ!なに?!」
持ち上げられたと思ったらお嫁さん抱っこ。
「このまま行きますよ。」
「はい?!え?どどどどういう?!」
ガチャッと部屋の扉を開けて出て、閉めて・・・長い廊下をスタスタと歩いていく・・・・・・。
待って・・・・・・そっちは舞踏会場・・・・・・・・・。
「ルイ?・・・・・・そろそろ降ろして・・・・・・。」
「歩けるんですか?」
「いや・・・・・・多分無理だけどさ、もう舞踏会場だし。」
「だから、このまま行きますよ。」
「え"っ?!このままってこのまま?!」
「はい。」
止まることなくガンガン進んでいくルイ。
え、もう会場入りますけど?
「ちょ、待って!おい!!」
全身痛いせいで暴れることが出来ない。
あーもー会場入りマース。
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