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happy ending
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その後数日はもうバタバタ・・・・・・
姉さんのウエディングドレス、ガクのタキシード。披露宴はどういう風にするか・・・・・・
もうやることが多くて城の者全員で大パニック。
そんなこんなで大変なのに急にガクが帰ってきたことを知らなかったガクの両親がガクに説教して、両親同士の挨拶。
アインさんがわざわざ謝りに来てくださって土下座・・・・・・・・・。
本当に色々あり過ぎてやばかった・・・・・・。
でもね。今日は天気も快晴。目の前にはとっても良い雰囲気の姉さんとガクが誓いの言葉を言って、誓いのキスをするところ。
二人がキスをした瞬間
「ヒューーーーッ!!」
「おめでとー!!」
「うぅ。ハルが結婚できて良かった・・・・・・。」
「あなたったら・・・・・・。」
「おめでとうございます!!」
拍手しながら皆思い思いの事を言う。
そして、会場の外に出て・・・・・・
「それでは、ブーケトスを行いたいと思います!」
皆ぞろぞろと集まる。
女性の方々・・・・・・目が、怖いです。
俺は怖くなり、今まで以上にルイにくっつく。
「カイト様?」
「ちょ、怖くない?」
女性の方々を見ながら言う。
「あー・・・確かに・・・・・・・・・気合いが皆様素晴らしいですよね(苦笑)」
でも、ルイがそっと肩を抱いてくれた。
あー。これだけでも落ち着く。
姉さんがブーケを投げるために反対側を向こうとした瞬間俺と目があった。
ん?ウィンクされた?・・・・・・・・・・・・まぁ、いいや。
姉さんが鍛え上げた素晴らしい腕力とコントロールで曲線を描き俺の方にブーケが飛んできた。
「え?!え?!なんで?!」
でもコントロールが素晴らしいからちょうど俺の胸元に来て、ナイスキャッチをしてしまう。
うわ・・・・・・・・・女性の方々の目が・・・目が!!
すると
「カイトーーーーっ!!次はあんたの番だからねーーーーーーーっ!!」
姉さんが大声で俺に次に結婚しろと告げてきた。おいおいおいおい。恥ずかしい。
でも、女性の方々はまぁ、カイト様ならしょうがないかみたいな感じで乱闘は起こらなかった。
でもさ、驚くもんは驚く。
「ふぇ?!ちょ、え?!」
「カイト」
「ん?・・・なに、んっ?!」
ルイに呼ばれたと思ったらキスされた。
「なっにすんだよ!///」
もう恥ずかしい!みんな見てんのに!!
ルイが俺の前に片膝をついた
「え?」
そして俺の左手をとって・・・・・・
「急だから指輪もないし、ムードも何もないけど・・・・・・」
これじゃあ・・・・・・
「俺と結婚してください。」
プロポーズじゃないか。
俺の左手にチュッとキスをして俺を見上げる。
うわ・・・・・・泣きそう・・・・・・・・・というか泣いてる・・・・・・・・・。
カッコよすぎる。
「返事は?」
そんなの決まってる!
「はい"・・・お"ねがいじまず・・・・・・。」
ボロボロ涙を流しながら答えた。
ルイがスッと立って涙を拭ってくれる。
「そんなに泣くなよwww」
「がっごよずぎ・・・・・・・・・」
「・・・そりゃどーも。」
ルイに抱きついたら痛いくらい抱きしめてくれて・・・・・・・・・
父さん母さんも納得の表情。姉さんとガク、兄さん夫婦。みんながみんな幸せそうな表情をしている。
でも、俺とルイはその中の誰よりも幸せな顔をしてるんだ。
「愛してるよ。カイト。」
「うん。俺も愛してる・・・・・・。」
その時協会の鐘が鳴り響いた。
end
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