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番外編:バレンタイン⑦
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その後はいつも通りルイは仕事、俺はちょっとした公務の確認。
ちょいちょい部屋にルイが紅茶を持ってきてくれる。その度に「飽きたー。」とか何とか言ってチューしてもらった!
((コンコン 「夕飯のお時間です。」
あ、そういえばお腹空いたな。もうそんな時間か・・・。
「はーい!今行くー!!」
扉を開けると大大大好きなルイの笑顔。
「何ニヤニヤしてらっしゃるんですか?」
気持ち悪いとでも言うような顔をして俺を見ているルイ。
失礼な奴だな!!
「ふんっ!ルイのせいだからねーっ!」
「はい?」
ルイは訳が分からないという表情をしたが、しーらない!
ルイの腕を引っ張り食堂へと行く。
毎日毎日ほぼ同じ事しかしていないが、それでも未だにトキめく。どんどん好きになっていく。
「ルイ、大好き!」
「っ・・・・・・私もですよ。」
うわぁぁあああ!!またその笑顔っ・・・カッコイイ
「ルイのバカッ好きっ!」
「はい? うわっちょっ!」
一々キュンとしてしまう自分に呆れて、一々俺をキュンとさせるルイが悔しくて、ルイの腕を引っ張ったまま走り出す。
「カイトッ危ないでしょーがっ!!」
「やだーーーっ!腹減った!早く行くぞーーー!!」
「ったく・・・」
二人で食堂までの道を走っていった。
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