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嫉妬_2
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そのまま陽ちゃんと楓磨は二人で仲良く廊下を歩いて食堂にお菓子を買いに行く
その後ろを長めながらへそを曲げてたら
龍が話しかけてきた。
「ハル…怒ってる…」
「別に〜」
「陽…人気者…俺も好き…」
「なっ?!ままままさか?!えー龍も陽ちゃん推しなの?!」
「オシ?いいや、オシてないぞ…」
「ああオシってお気に入り?みたいな意味でね」
「なるほど…推しじゃない。友達として好きだ…でも同じくらいハルも好きだ」
そう言いながら滅多に崩すことのない涼しげな目元が少し垂れていた。
「なんだよ〜俺も龍の事好きだよ!へへ」
「そうか…よかった…じゃあ楓磨は?」
「げっ…楓磨?楓磨は天敵!あいつはもう天敵だな!」
「そうか」と言いながら龍はクスクスと笑い出す
「なんだよー!」
「いいや…仲悪いながらも実は仲良いんだとわかって…なんか…安心した」
「べっつに〜陽ちゃんの隣に占領するし?どっちかて言えば邪魔だけど、でも嫌いじゃないのは確かだよ」
「楓磨は…少し意地悪だから…意地悪なところ見てもハルは…嫌わないでくれてありがとう」
「いやいや!てかなんか龍って楓磨のお父さんみたいだね」
「…赤ちゃんの時から一緒だからな」
「ええっ初耳だよ!俺と陽ちゃんは幼稚園からだったな」
「…仲良いもんな…2人」
「…そう?ありがとうっ」
そんな風にまだお互い知らないところがあるな〜なんて思いながら龍と話していろんな事を聞いた
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