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聖くん
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神野さんが寝た後、しばらくして聖くんが自室に帰って来た。
「あ、聖くん!なんで急に居なくなっちゃったの?」
「へっ?ひゃ、あ、え?あー…うーん?幻聴?が聞こえて?」
幻聴?
「あ、それより。ねね、聞きたいことがあるんだけど…」
「え、な、なに?」
なんか聖くんの様子が、変?
「翡翠…さんってだぁれ?」
そう聞くと、聖くんの顔が凍りついた。
「どこで…そんな名前聞いたんだ?」
「神野さんが…さっきふらふらしながら言ってたから…」
「……そっか。まぁ、くりすにもそろそろ話とかないとかな」
そう言って聖くんは車椅子を押し、僕を隣の部屋に連れて行った。
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