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No.16/モブ男
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また、シャワーを2人で浴びて、中まで洗われてしまった…。2人で入るのはイヤだって思ってないけど、中洗うのがめちゃくちゃ恥ずかしいんだよっ!
「ほら、真琴こっち向けって。」
今、シャワー終わって脱衣所にいる。バスタオルで、体を拭かれてる…自分で出来るって言ったけど、全然聞いてくんねえ。
「京平、そこ、ダメ、」
なんか、バスタオルで拭いてるようで拭いてねえっていうか…。
京平の手の平が、バスタオルそっちのけで、脇を通り乳首の周りを撫でる。それから、乳首を吸われた。
「あぁっ!」
ビリッて、刺激が駆け抜ける。力が抜けて、壁に背中がくっついた。
「真琴。」
名前を呼ばれて、目の前の京平の体を見た。…結構、いい身体してんな。今まで、あんまし意識してなかった。
きっと、オレと京平が並んでたら、女の子はみんな京平に惚れると思う。そんくらい、オレでもわかる。だって、モテ男だし。
そのカッコいい顔が近づいてきた。軽く唇に触れて、下唇を吸われた。そのまま口の中に舌が入ってきて、また絡められたり吸われたりされる。これ、苦手…なんか、変になるし。
「はっ…ふ、」
「…ふっ、」
軽く息を吐いた京平の唇が離れてく。濡れて光ってるから、ちょっとエロい。ドキドキする…。
京平の唇がゆっくりあがり、軽く笑う。ぼうっと見てたら、その顔が耳元に近づいて言った。
「なんか、やらしー顔してる。」
うそ!どんな顔だっての!
「そんなん言うなって!」
「ごめん、あんましかわいくって。でも、その顔そそる。」
「京平、言うな…、」
まだ耳元に顔を埋めてた京平の舌が首筋を舐めた。ぞくぞくってして、顔が上がった。京平の肩越しに鏡がある。そこにいるオレの顔…。
「あっ、」
こんな表情してると思ってなかった。
「京平、ここイヤだ。部屋がいい。」
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