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No.16/モテ男
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「どうした?」
急に部屋に行きたがるから、どうしたのかと真琴を見た。何でか、斜め下を見て顔を上げようとしない。
「ここは、イヤだ。」
そんな繰り返し言う程、なにが嫌なんだ。真琴が、ちらっと俺の肩越しに目をやってまた俯く。俺の後ろ?
振り返った先に、洗面台の鏡がある。
「ああ、そっか…。鏡見た?」
俺の言葉から逃げるように、壁に背中を付けたままズルズルと床へ沈んだ。
「わっ、真琴!」
俺も慌てて屈み込む。顔を覗き込んだ。
「だって、あんな…顔、」
真っ赤になって、目をぎゆっと瞑りぷるぷるしてる。
なんだ、このかわいさ。
頬に手を添えて、宥めるように目尻にキスする。そのまま、ちゅっと唇にもキスする。
「感じてる顔、エロくてかわいいだろ。」
「…変な顔だった。」
「そうか?もっかい見てみ。」
脇から腕を回し、抱え上げる様に立たせる。壁に背中を凭れさせたまま、軽く開いた足の間に俺の左足を割り込ませた。逃げられない様にして、鏡を見せる為に俺の肩に頭を置く。真琴は目を閉じたままだ。
片手で体を支えて、右手を滑らせしっとりと吸い付く肌を堪能する。目の前の美味しそうな首を舐めて、一点を強く吸う。
「あっ、」
ぴくりと跳ねる。
その間に下腹部を撫で回して、茂みに隠されてるモノを握る。少し立ち上がって膨れてる裏筋を擦り上げて、括れを何度も撫でてやる。
一昨日と昨日、続けてヤったから真琴の感じるポイントはだいたい分かる。あれ、俺って同じ奴と連続してヤるの初めてかも。
「はあ…、ぁ…、」
唇から悩ましい吐息が出て、俺の肩に湿った温かさが伝わった。もう完全に立ち上がってる。先走りで、ぐぢゅ、ぐぢゅ、と小さく音が鳴る。
「気持ちいいなら、目を開けろよ。」
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