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No.17/モテ男
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鏡の中で真琴が、がくがくと夢中で頷いた。目尻に涙が浮かんでる。ちょっとやり過ぎたか。
「挿れるから、力抜いとけ。」
宥めるように、耳に囁く。真琴が素直に従って、はあ…と息を吐き出す。ゆっくりと、俺のモノを進める。
「ぅっ…ぁ…。」
眉根を寄せ、閉ざされてしまった目蓋。涙で濡れた睫毛。もう、鏡を見ろとは言わねえ。俺の目的は達成できた。例え口約束でもいい、真琴が他の誰かとセックスしたら駄目だと脳に刻めばそれでいい。
挿れたまんま、真琴のモノを擦り上げる。
「はあっ、…はぁっ、」
背中の中心、背骨に沿って舐め上げる。よけいに感じて、震える身体。鏡の中で、わななく唇。
「動かすぞ。」
「あっ、…あっ、あんっ、」
こうやって、今日も俺を受け入れてる真琴。
だけど、きっと俺の事が好きな訳じゃない。ただ、経験が浅くて流されてるだけ…てか、俺がそうした。口説いて、落として、なし崩しにヤってる。
本当は真琴の気持ちごと欲しいクセに。本当、バカ。
「あっ、…気持ちいい、京平、」
艶を含んだ声。感じて目蓋がピクつく。どんどんエロくなる顔。
「あんっ、あんっ、あんっ、」
「早く、俺を好きになれ。」
俺の言葉なんて、聞こえてない。
人を好きになるのは、こんなに思い通りにいかないもんなんだな…。
新発見。案外、臆病な俺。
「ああああ、」
一旦動きを止めて、張り詰めてる真琴のモノを触って先にイかせる。
「ああっ、イクっ、」
仰け反り、ぷるりと震える身体を背後から抱き締める。しっとりと肌が俺に寄り添う。手の中に、生暖かい液を受け止める。
息を整えるのを待って、ぬるつく手のままで腰を掴む。俺の欲望のままに、ガツガツ動かした。
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