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No.20/モテ男
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真琴が、俺の言葉に促される様にそろそろと触り始めた。でも、ハッとして手を止めて俺を見る。
「あ、…きょう、へぃ…見んな。」
目元が赤くなって潤んでる、唇は半開きのエロ顏…何ソレ、誘ってんの?
「何で見たら駄目なんだよ。」
俺に背を向けたままの丸まった身体。脇腹に手をかける。ぴくりと、身体が反応してる。触れたら、しっとりと手の平に吸い付く肌。ゆっくりとへその方に滑らせて、そのまま下腹を撫でる。
こっちを見ていた目が伏せられた。
「はぁ…、」
俺の手の平の動きに、更に高ぶってきたのか真琴の唇が切なそうに息を吐いた。
「真琴、手が止まってる。自分でするんじゃなかった?」
「…だって、…見てる…から、」
「そんなに、気にすることねえだろ。」
イキ顏は、既に何回か見てるっての。何をそんなに嫌がってんだか。
「でも、…イヤだ。」
「それとも、俺にやってほしいわけ?」
「うぅ、…やって、…ほしい…。」
「そんなに、自分でするところ見られんの嫌なんだ。…ふーん。…ならさ、さっき母親と話してた時の事、なんか隠してるだろ。それ話してよ。」
真琴が、あぁ、うぅ、とか呻いてる。迷ってんなー。
「ほら、気持ち悪いだろ。脱がせてやるよ。こっち向いて。」
真琴の手を退かすと、俺の方を向かせる。ボクサーパンツとスウェットをズラすと、真琴が腰を浮かせて協力する。スルリと剥ぎ取った。
解放されたモノは、かなり膨らんだまま硬くなってる。これは、つらいな。
焦らす様に、モノの近くの柔肌を撫でる。
「あぁ、…触って、京平。」
真琴の身体が震える。
「で、何を隠してんの?話してくんないと、触らない。」
「あ…ん、分かった。俺の…本当の、…父親のこと。」
やっと観念して、話し始める。でも、この話って聞いていいのか?なんか、踏み込み過ぎな気がする。
「真琴。いいよ、話すな。ごめん、無理に言わなくていい。」
慌てて覗き込んだ真琴の顔が何だか悲しげで、たまらなくなって抱き締めた。こんなふうに追い詰めて聞く話じゃないだろ。
「…うん。」
小さく頷く髪を撫でた。あいつらに、ひでえ事すんなって言われてたのを思い出した。
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