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No.40/モブ男
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「兄ちゃん解けた?」
「うーん、もうちょっと待って。」
2人に教えてもらいながら勉強やってるけど難しい。受験生だし塾に行ったらどうかってずっと親に言われる。でも楓も紅葉も行ってないのにオレだけ行かせてもらうのは気がひける。
うーん、うーんって唸りながらなんとか解いて出来てるか見てもらう。
「ん、合ってるよ兄ちゃん。頑張ったし休憩しよう。」
「うん。」
楓の言葉でシャーペン置いて伸びをする。オレの部屋は京平に片付けてもらってからずっと散らかさないように努力してるからキレイだ。やればできるもんだな。
絨毯の上にぐでっと寝転ぶ。気持ちいい。床で寝転べるっていい。
「兄ちゃん。」
「兄ちゃん。」
テーブル挟んで向かい側にいた2人がオレに寄ってくる。
「仰向けになって、」
「お腹の打撲確認させて。」
「ん。」
疲れた頭で返事してうつ伏せだった体をごろりと返す。ちょっとうとうとしながらシャツのボタンを外されるのをぼうっと見る。
「湿布剥がすよ。」
「ん、」
紅葉に頷く。
あ、京平にも同じようにされたな。2人の手のひらが剥がした湿布の跡を撫でる。
ケガしたところは触らないでそのまま手のひらが胸とヘソの方に滑っていく。気がつけばあちこちキスされてる。
「くすぐったい、」
ちゅ、ちゅ、ってされるから身をよじってしまう。
「急に動かないで、」
「打撲のところに手が当たるよ。」
「でも、くすぐ」
しゃべってる途中で唇にちゅうされる。楓の舌がオレの舌に絡んでくる。
「ん、…っ、」
「兄ちゃん、」
紅葉の手がズボンのチャックを下ろしてモノに触れてくる。パンツ越しに揉まれてるし楓が舌を吸ってくるから…なんかダメ。2人のちゅうは挨拶のはずなのに口からも感じて下半身がジンジンしてきた。
ヤバイ気がする。今度ちゅうされた時に挨拶って思えなくなったらどうしよう。
楓の背中を2、3回タップして、ギブアップを要求したけどダメだった。止めてくれない。
紅葉の手がパンツを下げる。じかに握られた。あ、も、ヤバイ!今度は床をタップしてみたけど絨毯だから音が出ない。
「んーっ、んーっ、」
「楓、兄ちゃんが放してって、」
紅葉のおかげでやっと開放された。いつの間にか息止めてた苦しい。はぁ、はぁ、と口開けて息をする。
その間も紅葉の手が動いてて気持ちよくて力が抜ける。
「あっ、…紅葉、やめ、」
「どうして?気持ちいいでしょ。」
「受け入れてくれる約束でしょ。」
家族なんだから2人の声が重なる。
そうなんだけど…。でも心のどこかで感じてる不安。家族ってなんだっけ兄弟ってなんだろ。
玉を揉まれて裏スジ撫でられてくびれを何度もなぞられる。どんどん感じて膨れてく。
「あぁっ、はぁ…。」
ぢゅう、と先を吸われた。
「あああっ、」
気がつけばズボンとパンツは脱がされて脚が広げられてる。
ゆっくり入ってくる指。楓?紅葉?もう分からない。
でも、京平に言われた事は覚えてる。
2人に顔を見られないように両方の手のひらで隠した。
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