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No.42/モブ男
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紅葉が絨毯の上にオレをゆっくり倒した。近づく顔。
「兄ちゃん、」
そう言って微笑まれるとオレもつい微笑み返してしまう。優しくて頭が良くてカッコいい自慢の…弟。
「…んっ、」
紅葉と楓のちゅうは似てる、やっぱり双子だからかな。口の中を探られて舌を吸われる。あ、やば、気持ち良くなってきた。慌ててさっき教えてもらった数学の事を考えて意識しないようにって頑張ってみる。
わっ、スウェットの上からモノを触ってきたっ。もうダメっ。キスで感じてるのとモノを揉まれて感じてるので声が漏れる。
「はっ…ぁ…、」
家族のキスは挨拶…本当なのか?もう分かんねえ…京平からされたキスと同じように感じて熱が上がる。
「ふっ、」
微かな吐息。離れる紅葉の唇が唾液で濡れてる。少し薄い唇。形も楓と同じ。
今日から紅葉、楓、紅葉、楓って交代でY高校に迎えに来てくれて、勉強を教えてくれる事になった。
2人はM学園で副会長をやってるから普段は帰りが遅い。でも会長へ掛け合ってオレに勉強を教える為に交代制で出来るよう許可もらったらしい。
「今日は僕だけの兄ちゃんだから。」
交代制なのは勉強だけじゃなかったんだって今頃気付いた。紅葉がTシャツを捲ってちゅっ、ちゅっ、て肌をついばむ。くすぐったい。特に脇の近くはダメ。あっ、
「そこっダメ」
「ここ?」
そう言って何度も脇の近くの柔らかいところを舐めたり吸われたりする。
「やっ、…だ、あっ」
なんか腰に痺れが走る。同時に乳首を刺激されギュッとつねられてビリビリッてきた。なんだこれっ!
「あぁっ!」
身を捩って逃げたいけどのしかかられてあんまし動けない。スウェットを潜って長い指と手のひらが下腹を撫でた。3年前に初めて会った時はオレより小さかったのに。今は手も足も身長も大きい。
「はぁ…、」
モノを直に握られた。やんわりとなぞられる。
「さっきの気持ち良かったんだ?」
立ってる。耳元で囁かれて首を竦めた。
「ぁっ、」
温かい息がかかる。ぞわぞわと身体全体が震えてくる。
「あれ耳もか…。」
紅葉が笑った気がした。
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