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No.49/モテ男
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勉強の合間、休憩しながらペットボトルに入った炭酸を飲む。向い側で話してる真琴と鳥海…、最近の鳥海ってなんか真琴に似ている。
身長は俺も真琴も鳥海もそんなに変わらない、まあ俺が少し高いかなって感じではあるけど。俺より少し細い真琴、鳥海も痩せたのか同じ様な細さ。
ちょっとこれって…。見た目もそうだけど性格も天然な感じなんだよな…だから真琴と気が合うのか。2人で楽しそうに笑ってる。
相変わらず俺の下半身問題は悪化する一方だ。学校で口説こうにも中々チャンスがない…いや、2人きりになると自分が抑えられなくなりそうで躊躇してる。
もう、ガブッといきたい。でもそうすると一時休戦が終わり双子に奪われるだろう。俺が辛抱出来ずに手ェ出すの待つって作戦かもな。はぁ…それだけは避けねえと。
「兄ちゃん、みんなにアイス取って来ようか、」
「うん、一緒に行く。」
早く俺と付き合うって言ってくれよ…言えよー、もう言ってくれよー。
笑顔で頷く真琴へ念じる。届いてねえな、こっちを見もしない。くそっ、でも…かわいい。
ブブッ、
ポケットに入れておいたスマホが振動する。確認すれば女から…今だにメールが入るって何だよ。もうずっと無視してんのにグラつく気持ちを更にグラつかせるなよ。
あー、もう。
いつの間にか鳥海は俺の隣に来て能戸と話してる。真琴は紅葉と一緒にアイスを取りに行ったみたいだ。
鳥海か…こいつって能戸の元彼なんだよな。ならやっぱヤられる側だろ…慣れてるかもな。この体型はいいな…。
最近は暑くなってきたから俺たちは半袖を着用している。
剥き出しの腕。
うーん、…ちょっと触ってみるか。
「違うな…もっとしっとり感が欲しい。」
「加賀さん何ですか?」
ついでに能戸の腕も触っとく。
「柔らかさが足りない。」
見た目よりも筋肉質だ…。これはねぇな。
パシッ、
「痛っ、」
能戸に頭を叩かれた。
「血迷うな。」
確かに血迷ってた。
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