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七つの大罪 ギルキン
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ある日
「…ギル、コレ何」
目の前にはぬいぐるみや洋服の山…
「あぁ、マーガレットが捨てると言うからキングのために貰ってきた」
「いやいや、全部女物じゃないか!」
そう、すべて女物。ついでに言うとサイズもあっていない。
「えー、似合うと思ったけどな」
心底残念そうにギルサンダーは言った。
なんだか見ていて可哀そうだと思ったキングは近くにあった服を掴み被った。
「キング…」
「これでいい?」
赤面しつつ言えば無言でギルサンダーが近寄ってきてひょいと抱き上げられた。
「ギル…?」
「…狙ったの?その服」
服を見ると真っ白なワンピースだった。しかしキングには大きくドレスのようになっていた。
「あ…」
「ふふ、いいよ」
「もぅ。ギルったら」
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