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Zwei_7
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ルイスが暫く外の景色を眺めていると
部屋をノックする音が聞こえた
「はい」
「…ルイス様、ご昼食をお連れしました」
「…入って」
ルイスの承諾が下ると部屋の扉が開き中にフィンに連れられてきた奴隷がいた
ルイスは窓際から移動すると再びソファに座りなおす
フィンは奴隷を引き連れると
ルイスのそばに寄った。
「俺の上乗って」
ルイスがそう呟くとフィンに連れてこられた奴隷は体をぶるっ、と震わせて待ちきれなかったというかのようにルイスの膝に跨る
「ああっ…飼い主さまぁ、飼い主さまぁ」
奴隷は何度も何度もルイスを呼ぶとまるで愛しい人を見るかの様な瞳で今か今かとルイスに強請った視線を向ける
ルイスはそんな奴隷を無視し、親指で奴隷の首筋をくるくると撫でる
「ぁぁぁっ…!ああんっ」
そうすれば奴隷はルイスの膝の上でカクカクと腰を揺らし、なんとズボンの中で射精をしてしまった
ルイスはその様をひどく冷めた目つきで見る
「んぁっ…飼い主さまっ…私をっ…私をお食べくださいませっ…!」
そうして奴隷から発せられた言葉は酷く甘く自分からその行為を進んで求めているのがわかる
蓮はそんな見えない視界のなか聞こえる奴隷とルイスのやり取りに酷く困惑していた
先程から聞こえるその声は甘く、いやらしく、ルイスにまるで惚れているかのような声だったからだ
蓮はヒクヒクと体を揺らしながら
頭はどこか冷静に彼等の行動を耳を立て聞いていた
「…我慢の出来ない子は嫌い」
ルイスは自分の上でカクカクと腰を揺らす奴隷を見るとその紅い瞳で奴隷を見つめ言う
「ああっ…申し訳ございません…飼い主様…」
「…次我慢できなかったらお前要らないよ」
ルイスが指でくるくると奴隷の首筋をなぞり嬲りながら奴隷に囁くと、それを聞いた奴隷は大きく目を見開き涙をこぼし出す
「…申し訳ございません申し訳ございません…飼い主様、私は、私は貴方様のそばにいたいです…っ」
奴隷はガクガクとルイスに捨てられることに体を震わせると何度も何度も謝り捨てないでくれと懇願する
ルイスはそんな怯える奴隷の涙をぺろ、と舐めると表情を変えずに再び口を開いた
「…なら頑張ってね」
ルイスはそう告げると泣いてる奴隷の首に容赦なく牙をたてた
「ああああぁぁっーーー…んぁ…飼い主、さまぁ」
奴隷は甘くカン高い声を上げると自分の首に顔を埋めるルイスの頭に触れた
「…はぁっ…飼い主様……もっと…もっと酷くしてくださいませっ」
奴隷はルイスの髪に指を通すとガクガクと体を震わせ涙を流し喘ぎ続ける
「…っ」
「ああああぁぁっ!!!んあっ!ぁぁぁっ!」
ルイスはぐりぃっと牙を突き刺したその穴を抉るように血を吸うと奴隷はルイスの頭から手を離して自分の股間を急いで握った
腰がヒクヒクと揺れていて奴隷が今イキそうだったのがわかる
しかし先程お咎めをくらった奴隷は自分のモノを強く握り締めて出してしまうすんでのところで我慢をした
ルイスは首から顔を上げると
はぁはぁと甘い吐息を耐えず零すその奴隷に降りていいと伝える
そう命令された奴隷は
名残惜しそうに眉をひそめ、悲しい顔をすると唯一ルイスに触れてもらえるこの時間のなんて儚いこと…と恨んだ
「ルイス様、終わりましたでしょうか?」
「…ん…もう下がっていいよ」
「かしこまりました。…ほら、早く歩け」
フィンはルイスに確認をすると横でルイスに見惚れている奴隷に声をかけ部屋から出て行く。
部屋を出るとき、奴隷はベットの上で喘ぎ続ける蓮を横目で確認し、その目に黒い光を移すとフィンのあとに続いてその部屋を出ていったのだった。
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