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Sieben_4
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「ひ……っ! ああぅ、や、めろ! この、クソッ!」
ジタバタ暴れてもびくともしない手首の拘束に加えて新たに触手が足首にも伸びる
大きく足を開張され
服の溶けた蓮の恥部は丸見えだ
そこに加え床に寝転がされていた蓮の体は手首を縛り上げる触手の力によって宙へと浮かされた
まるで天井から吊るされた生贄のようなその姿は、精を死ぬまで吸い付くされる事を表すかのようだ
「ああっん、や、だめっ……! はなっせぇ!」
ぶらりと四肢を縛り上げられ不安定に体が揺れる
開かれた足の間からは何本もの触手がねっとりと内股を撫でまわし尻を揉みしだき人間同士のセックスと同じだ
蓮の感じる弱いところだけを正確に狙っては抗う心を奪い取っていく
「ヒッ?! そ、こは! そこはダメだっ!」
3本の触手が四方八方から蓮のアナルの入口を撫で回す
ガクガクと体を揺らし嫌がる蓮の願いは届かず、撫でていただけの3本の触手達が穴を拡げた途端一際大きく立派な触手が蓮の体内を突き上げた
「ああああっ!」
悲鳴にも似た甘い声
ズンッ、と熱く疼いていた奥を何度も何度も激しく突き上げられる
下から突き上げられる度に蓮の体は上へと跳ね上がり、下へと落ちる時にまた奥を突かれる
凄まじいほどの快楽が蓮を襲い
パチパチと白い光が脳裏で散る
「ひゃっん! ああっ、ああぁぅ! や、めへっ」
ガクンッ、ガクンッと揺さぶられる度
内股は痙攣を起こしピクピクと震え絶頂を繰り返す
ダラダラと飲みきれなくなった涎が自身の体を濡らし汚すとそれに釣られるかのように集まってきた触手が口の中に迄侵入してきた
「んぐぅっ!」
上からも下からも串刺し状態になった蓮の体はトゲで刺された毒だけではなくヌルヌルとした触手の体液によってもっと熱くなっている
液体から分泌されていたのは紛れもなく媚薬効果を持つもの
その事に気づいた時には体は痺れ力が入らない
口の中を直接犯された蓮は舌までもが痺れ力を奪われてしまっていた
「んんっ! んぐぇっ! ううっ、うっ」
ボロボロと涙が溢れ出る
助けて欲しい
そう、願った時蓮は自身に心底呆れてしまった
ここへ来てから何度誰かに助けを求めたのだろう
1人の力で強く凛々しく生きてきた蓮にとって誰かの手を借りる事は恥ずかしく侮辱と言っても過言ではなかったのにだ
ましてやその相手が嫌っていたヴァンパイアだなんて
蓮の心の中にいくつ物黒い塊が浮かんでは弾けていく
触手に犯されたのは体だけでなく
心もだったのだ
心身共に溺れて行くように
人の弱い心を壊していく毒薬
蓮もその毒の刃にかかったいま
真っ黒く重い閉ざしていた心の闇が浮かび上がってきた
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