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あたたかい手。
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でも、郁也っていつから
俺の家にいるんだっけ。
何か、いつのまにかそばにいて…
小さい頃からずっと守られてきて。
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「い、いくやぁ。。ぅぅ…」
「巽様?どうなさいましたか?」
「おかあさまの、かがみ…っ、おとしちゃって…ぅ…われちゃったぁ……。」
泣きながら俺は郁也に言うと
郁也の大きな手で俺の頬を包んで
「怪我もなくてよかったです。
一緒にごめんなさいって言いましょう。」
「…手…あったかい。。」
そういうと
郁也は優しく俺に微笑んだ。
多分、あの時からあのあたたかい手が
好きだったのかな。
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