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この気持ち。
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振り返ると、
そこには心配そうな顔で見る
郁也の姿があった。
「巽様?大丈夫ですか?」
郁也が俺の近くまできて
俺の頭を撫でた。
「も、もぅ………びっくりさせんなよ。
まじで……怖かったんだから」
自分でも驚いた。
怖い気持ちが大きくて足が震えていた。
音に敏感。怖いのも苦手。
俺には無理がある…。
「すみません。
連絡してもつながらなかったので
校舎を探していたんです。
さぁ、帰りましょう?」
…そんな顔、するなよな。
優しく微笑んでくるから
もう何でもよくなる。
郁也。
俺多分、お前が好きなんだよ。
多分。
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