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思う気持ち
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「巽様……もう外も暗くなっています。
お家へ帰りましょう。」
郁也は俺の頭を撫でながら言う。
なんだ……
郁也は何も思わなかったのか。
俺だけ…………なのか。
「巽様…?」
「郁也は…………何も思わねーのかよ」
苛々する。
何で……俺だけ
目が熱くなって、我慢してた涙が溢れた。
「…っ……」
「…⁈⁈巽さ…」
ギュ…………………
巽様が俺の胸の中にいる。
抱きしめ…られている。
「………おれ…っ………だけ?」
涙を流しながら、顔を赤くして言う。
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