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キス2
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俺だけ……だなんて、
何故そんな考え方を…。
あぁでも、この人は言葉で
伝えないと分かってくれないのか。
「巽様。」
チュッ…
軽くキスをする。
「…ん」
可愛い声が少し漏れる。
なんて………可愛いんだろう。
「…やはり馬鹿ですね。
私がそんな男に見えますか?」
胸の中で巽は頷いた。
…おいおい…見えるのかよ。
「あなたが望むことがあるならば
言ってください。何があっても」
「………っ……もっかい……キスして…」
そんな顔で…………くそっ…反則だろ。
優しく唇に触れて、
すき間に舌をねじいれる。
「ん……っ……ぁ、んん……はっ…ん」
いくや
郁也……………
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