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「「「おかえりなさいませ、坊ちゃん」」」
数人の手伝いの人たちが巽に頭を下げる。
…俺のためにそこまでしなくてもな。
「うん、ただいま。」
ニコッとしながら言うと、後ろから
「坊ちゃん機嫌いいのかしら」とか
「坊ちゃんが、私たちに笑ってくれた!」
など、嬉しそうに言っているのが聞こえた。
…俺、そんな笑ってなかったのか…?汗
なんか悪いなあ。
そう思っていると郁也が
俺の耳のよこで囁いた。
「…巽様の笑顔は、素敵なんですよ?」
「ひゃあっっ?!!!さ、囁くなぁあっ!」
驚いて叫んでしまった。
それを見て郁也はニヤッと笑う。
「…耳が、弱いんですね。クス」
「は?弱くなんかねーよ!
お、驚いただけだし!!」
「そーやって
焦るとたくさん喋るんですね。クス」
もうなんだよ。
バカにしすぎだよ。
むかつく!!!!泣
「うぅうるさい!もう!
ココアいらないからな!!」
巽は怒りながらドアを閉めた。
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