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ごめんな。、
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「ごめん…………本当にごめん…」
育也の胸にしがみつく。
郁也は困った顔で言う。
「え…何故謝るのですか?あなたはなにも…
「…郁也が辛い想い背負いながらずっと…
生きてきたんだろ…?気づいてやれなくて
ほんとに…ごめん。、」
あぁ…そういうことか。と納得したのか
郁也はフッと優しく微笑んだ。
「謝らないでください。私は巽様の
そのお気持ちだけでも十分です。」
「で、でも…………お父様は、
まだ信用していないんだろ?郁也のこと。」
「まぁ、そうかもしれませんが、
私は諦めてなどいません。
あなたのことを本気で大事にしたいから」
ドキ……ドキ…
胸がきゅぅって締め付けられる。
そんな真剣な目で見つめられたら
目が離せなくなる。
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