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中野拓真やで
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な、なななんなんだよいったい!!!
キスされたし………。
顔絶対赤いよな。はぁ
郁也に似てるから余計だ。
キーンコーンカーンコーン
「あ、一限目もう終わったのか…」
教室に戻ろうと渡り廊下を歩くと
目の前に聖部先輩がいた。
「お、本郷じゃん。体調は?大丈夫?」
「あ、はい。ありがとうございますっ。」
「あーのさ、聞きたいことあるんだけどよ
保健室の先生、お前の執事に似てねーか?」
こ、これは黙ってた方が……いいよな。?
「雰囲気…似てましたね!
でも違いますよ!」
「…そっか気のせいか。じゃ、またな本郷」
聖部先輩とさよならして教室に戻った。
教室に入ると、司は寝ていた。
…司は授業中もいっつも寝てるよな。
俺は司を起こそうと手で揺さぶった。
「おーい、司。起きろよー」
「やめとき!たっちゃん」
「たっちゃんって呼ぶなってば拓真。」
「言いやすいねんもん。
そんな怒らんといて??♡」
この茶髪の中野拓真。
金持ちじゃなく普通の高校生。
大阪から転校してきたんだな。
関西人でスポーツマンだけど
まぁモテるバカなんだよな。
「いや、気持ち悪い。
てかお前早弁なんてするなよ…」
「お腹空いてるねん。許してやー泣」
「俺は真面目だから
許せないんだよっ。はぁ」
「やっぱボンボンはちゃうな?。」
はあ。でたよ。比べるやつ。
嫌になる……。
すると司が起きた。
というか、ちょっと前から起きていた…?
「ボンボンとかそういうの関係ねーから。
拓真それ以上言うなよ?」
「はいはいーわかりましたよーだ」
「司、起きたんだ。….おはよっ」
「おはよ。お前も言い返していいんだぞ?
住む世界が違うなんて言われても
俺たちが悪いんじゃないんだからな」
司は真剣に俺に言ってくれた。
こういう司は好きだ。
励ましてくれてるみたいで…。
「そうだな。ありがとう司」
「いーよいーよ!ふぁ〜…よく寝た」
それから授業も終わり、放課後になった。
日直よ終わったし、郁也の車を待つだけだ。
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