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伊集院 直斗くん
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車を待つこと10分。
まだ郁也の姿はない。
まだかな…。。
「どした?なに待ってんの?」
「な、直斗くんこそ、どしたの?」
この背が高ぇそこそこのイケメン、
伊集院 直斗くん。
名前の通り、寺系の金持ちってやつ?
刺青入っててもおかしくない。
「俺は迎え待ってるけど?」
「い、一緒だね〜。」
なんだか………落ち着かない。
いやだって、直斗くんって怖い。ような
いかついというか。
すると直斗くんの車がようやく着いた。
……
「…チッ…おっせぇな!
何してんだ馬鹿野郎」
「たた大変申し訳ございませんっっ!!
車が混んでいましてですね……」
「ぁ?言い訳かそれは」
嗚呼…怖いです。その通りでした。はい
執事さんめちゃくちゃ怖がってますよ。
「じゃーな巽。ほらさっさと出せや」
「あ、うん。ばいばい…」
怖かった……泣
ようやく郁也の車が見えた。
やっときた。。
ドアの窓が開いた。
「申し訳ありません巽様。
渋滞で時間が少々遅れてしまいました」
「ううん。別にいいよ。」
なんだか
やっぱり郁也が一番だな。
気持ちがほっとする…。
俺はさっと車に乗った。
「なぁ、渋滞って何かあったのか?」
「ええ、事故らしいですね…。
到着するのも遅くなりますよ」
そ、そんなの…別に
「俺はべ…つに…遅くなっても……。」
「え?」
はっ!なに言ってんだ俺ええええ!
恥ずかしい!恥ずかしすぎる!!
郁也びびってるじゃん!
最悪だ………。
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