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マンションに帰り、何となく疲れたのでソファーに座っていると、和海が綺麗な紙袋の中から何かを取り出した
「あっ!」
「えっ?」
「それっ!それそれ!!」
「クランベリーですけど、嫌いですか?」
「そうじゃない!それ、どうしたの?」
「今日、昔馴染みの人に頂いたのですが」
「昔馴染み?」
「ええ、昔は会社を経営していましたが今は田舎に引っ越して趣味でクランベリーを栽培しているとか」
「そうそう、クラン何とか」
「今年は出来がいいらしくわざわざ届けてくれたのですよ」
「食べたい、今すぐ」
「はい」
綺麗なガラスの器にあの赤い実が山盛りになってテーブルの上に置かれた
「どうぞ」
「うん」
一つ摘んで食べてみた
「・・・・・・・・酸っぱい」
「これでも甘いそうですよ?普段はジャムに使われるので作りましょうね」
「いい」
「えっ?」
「和海にあげる」
「あげると言われても」
「美味しいけどこの味は無理かも」
「そうですか」
「ごめんね」
「いえ、では明日会社の女の子にでも」
「うん」
華って、こんなに酸っぱいのが好きなんだ
驚きだね
「ところで、今日はどちらへ?」
「葵達と洸と四人で中華街に行った」
「えっ?」
「おかしな店に入ったんだけど、すぐに出た」
「おかしな店?」
「何かね・・・とさかとか」
「とさか?」
「洸が言うにはゲテモノ料理だったらしい」
「た、食べたのですか?」
「ううん・・・ねぇ、和海」
「はい」
「鹿の話なんだけど」
「鹿?」
「次に出て来た料理が鹿のアレだって華が言ったんだけど」
「・・・・・・はい」
「アレって角じゃないの?」
「えっ・・・確かに漢方薬でしたら角もあるとは思いますが」
「三文字だって言うから角だ!って答えたらみんな無言になったから」
「知らない方がいい事もありますよ?」
「でも知りたい」
「でしたら私が今、教えて差し上げましょう」
「ん?」
んん?
何で押し倒されてるのかな
しかも下半身だけ脱がされてるし
「楓」
「んっ・・・っ」
今日はいきなりそんな事をするなんて
「ああっ・・・和海・・・そこばかりは・・・」
「そことは?」
「だからっ・・・ああっ!」
あさっりイカされた
そして漸く角ではない事を知った
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