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「葵、ごめんね」
「もういいよ、イオが無事ならそれでいい」
「でも、言い訳じゃないんだけど・・・・・本当に何も覚えていないんだ」
「そっか、とにかく風呂に入れ」
「うん」
そのままバスルームに向かい、服を脱ぐ時に気付いた
あれ・・・・・ベルトの位置が違うし、ボタンもこんなにきっちりはめたりしない
それに、何だろう・・・・・この甘ったるい香り
バスタブに体を沈めながら考えた
楓が先にスタジオを出て行った後、ギターの話をされてそれから・・・・・・
気付いたら車の中だった
「あれ・・・・・何だろうこの痕」
微かに縛られた痕がある
と言う事は、俺は本当に誘拐されて、それを楓が助けてくれたんだ
でも、体には異常はない
よかった・・・・・・本当に
「いてて・・・・・・」
殴られた訳じゃないのに頭が時折痛んだ
「あっ・・・・・・」
一瞬、頭をよぎった
何かを嗅がされて、遠のく意識の中であいつが笑っていた
「・・・・・・・・・・・・・馬鹿だね、俺」
ファンだと言われて油断していた
明日、みんなに謝らなければ
湯船のお湯で顔を洗い、体も綺麗に洗った
葵にももう一度謝らないとね
イオが風呂に入っている間、コーヒーを入れてTVをつけた
「えっ・・・・・」
TVを観て驚いた
だって、こいつらって・・・・・
しかもこのビルはさっき楓と行った場所
「あいつ・・・・・・俺を巻き込まないように」
いつもはムカつく事しか言わないけど、こういう時はしっかりリーダーしてるとか参るよな
イオが消えた時も、俺と同じように心配してくれてさ・・・・・
だから憎めないんだ
と言うか、憎むような要素はないけどね
俺もイオも楓の事は大好きだし、信用もしている
普段はとぼけているくせに、こう言う時の行動は早い
「葵」
「おう!水でいいか?」
「ごめん・・・・・俺」
「もういいよ、俺も悪かったんだ・・・お前を一人にしてごめん」
「葵」
「どこも怪我してないか?」
「大丈夫」
「そうか、よかった」
「・・・・・・・・・・・・・でも」
「ん?」
「確認・・・・・して?」
「えっ」
「ここは明るいから向こうで」
「イオ」
「は、早くしろよ・・・・・」
「わかった」
暗闇で確認なんか出来ないだろ?
でも、イオの言いたい事はわかっているから何も言わずに寝室に向かった
イオから誘ってくれるなんてかなり久しぶりだ
だから嬉しい
「お前って、やりたくないのかと思ってた」
「な、なにそれっ!」
「だって、いつも俺が誘ってばかりだし」
「恥ずかしいだろ・・・・・言えるかよ」
「そっか、今の顔が見えなくて残念」
「うるさいよ?」
「もう言わない」
でも、間違いなく性欲はイオの方が強いと思うんだけどな
「足ではさんで?」
「変態!」
そう言いながらも、ちゃんとやってくれるしね
「ちょ!はさむってこそじゃなくてっ!!」
「違うの?」
「言い方が悪かった・・・・・足を絡めて?」
「・・・・・・・・・ばか」
焦ったけど、それはそれでありなのかとも思えた俺は・・・・・
「イ、イオ・・・・・そんなに激しく動いたら・・・・・」
「もっと・・・・・・して」
「わかってるけど・・・・・」
ヤバイな
クールビューティーが上で乱れてる姿を見るだけでも相当やばいのに
でも、乱れるイオは可愛い
綺麗だけどすごく可愛い
そんなイオを独り占めできる俺は最高に幸せ者だな
間違いない
長い足にキスをして、そのまま激しく深く突き上げながら舌を絡めて同時に果てた
「まだ・・・・・して」
「はい」
間違いなくイオの方がエロい
でも、そんなエロい顔を見る事が出来るのも、俺だけなんだ
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