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心に快気祝いを渡して、紅陽の様子を見に行った
「特効と音響は5階だったかな」
エレベーターに乗り5階で降りて、廊下から中の様子を伺う事にした
「お前、何でここに入れた訳?こねかよ」
「だよな、紫陽さんの兄貴らしいけど見た感じ格が明らかに違うしさ」
「そうそう、紫陽さんは元有名ギタリストだし」
「あんたギターとか弾けるの?」
「ここに来ても、最初は雑用な!文句ないよな」
「Dahliaの音響とか絶対無理だからー!!」
へぇ・・・・
男同士でも意外といじめとかあるんだ
びっくり
「楓さんの知り合いかも知れないけど、あの人も俺達とは違う世界の人間なんだから易々と話しかけるなよ」
「わかったか、新人!返事は?」
髪とか掴むなんて女の子みたいだけど
でも、もう少し様子を見よう
「あきまへんあぁ、髪は男の命やねんで?」
「は?」
「もう言いたいことはあらへんのん?」
「貴様、生意気だぞ!」
「先輩方、上下関係はちゃんと守るつもりですよ?でも・・・・・」
「何だ」
「最後は実力の世界ですやろ?何も知らないくせに言いたい放題言われるのは気に入りまへんな」
「は?」
「そもそも格って何ですのん?紫陽は確かに有名なギタリストやったかも知れへんけど、それがなにも出来ないうちとの格の違いと思ってますのん?」
「当たり前だ」
「誰かの名前を出すのは余り好きや無いけど、楓さんが何も出来ない奴を雇うとおもうてはるん?」
「・・・・それは」
「文句があるならまずはうちの仕事を見てからにしいや!他に言いたい事がある奴は?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「ほな、これで失礼します」
ふふっ
さすがだね
こんな事は、紅陽にしてみれば普通の出来事なのかもね
心配無用みたいだから安心した
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