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カウントダウン 対 俺
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「だあああ!!重い痛い!!!!降りろマオウ!!」
「んぐっ…あぁ?…あぁ…うん…」
思いっきり寝起きか貴様!!!
「なあーんか、今日のナツメ元気じゃない?」
「え、そ、そう…?」
「うん、お腹から声出してまあすって感じ?」
い、言われてみれば…。
調子がいいというか気分も軽いというか
これからみんなとお別れだってのに、変なの。
世話しなくて済むからか?
「魔力がそんだけ体にあればぁ、本当はそれくらい元気ってことだよぉ。」
あ、そういうことか。
言われてみればこれは
俺に魔力をくれる儀式だもんな。
不本意な儀式方だけど。
「おにいさんの魔力もいっぱいになって、これからぼくが魔力を使ってもおにいさんに持ってかれない、いわばお膳立てをしたからぁ」
いよいよ、本番だね。
お別れまでの、カウントダウンだ。
「そぉおおい!!!!」
「ねぇちょっとユーシャなにしてんの!!」
「いや??起こそうかと」
もっとソフトに起こしてあげて!!!
なんでマオウのお腹蹴ってんの!!
そんなハードな起こし方じゃないと
彼起きないっけ!?
「大丈夫だしー、これくらいじゃ死なないしなないー」
やああ!
ミコくんも止めて!
と助けを求めた視線の先には
部屋の隅っこで
ピコピコゲームボーイ○ドバンスを
やってるドライな美小学生がいました。
可愛いけどなんか
キノコでも生えてそうな画だな…。
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